http://insite.typepad.jp/shigakuinfo/2010/08/221024.html

全国歯科技工士教育協議会が『顎顔面捕綴士』の制度を創設した。

顎顔面補綴は、交通事故や病気(がんなど)で失った顔面(人工臓器)の制作である。

エピテーゼとも言われており、腫瘍や外傷、炎症、奇形などが原因で生じた顔面や顎骨の周囲の欠損部を、手術との併用により人工物で補填修復する。

歯科技工士養成学校で、失われた機能と形態の回復をはかる顎顔面補綴について学んでおり、実習では自分の顔の一部を製作している。

これまで、一部で教育が行われてきたが認定制度がなく、8月21日、養成講座が大阪市淀川区の東洋医療専門学校で始まった。

講座は12月まで行われ、試験を経て第1号の顎顔面補綴士が誕生するという。

<参考>

顎顔面補綴外来

先天的あるいは後天的に顎や顔面に形態的欠損している。

口の中では歯とあごの骨(歯槽骨)の欠損症、上顎の口蓋欠損症、咽頭部付近の欠損症、口腔内外の欠損症。

また、顔面領域(耳、鼻、目、その他)欠損症など。

欠損による障害について、顎領域の欠損では発音機能や咀しゃく(かみ砕く)機能さらに嚥下(飲み込む)機能に障害を招き、顔面領域では特に審美障害を招く。

顎顔面補綴外来では患者の社会復帰の一歩となるように、これらの障害を改善する外来。

また、土台となる歯がない場合は人工歯根(インプラント)治療も併用できる。

機能不全、審美障害で困っている人が相談に訪れている。