ご好評につき満席となりました。たくさんのご応募ありがとうございました。
みんなの歯科ネットワークでは、制度の改革の為には正しい知識を身につけ、その上で歯科医療者以外の方々と
意見交換をすることが最も重要で最も効果カ的と考え、定期的に勉強会と意見交換会を行うことにしました。
その第一回のお知らせです。
6月22日(日) 午前10:00〜12:30 場所 中央区立産業会館 第一集会室 参加費 3000円
http://www.chuo-sangyo.jp/hall/index.html
勉強会テーマ
〜医療提供者と患者さんの双方に本当の意味で役立つ情報開示とは?〜
講師 元橋一郎弁護士・歯科医師
※日歯の生涯研修のポイントの対象になります。
情報化社会が叫ばれる昨今、カルテ・レセプトの開示へ向けての動きは確実に進んでいます。しかし、その一方で倫理や法の整備がついていっておらず、開示を明文規定した法律はまだないとの声を耳にすることがあります。
依然として医療提供者と患者さんとの間に情報の格差が存在するために医療提供者が考える見解と一般社会が抱く解釈とは、まだまだ乖離するところが多く、このあたりをどう埋め、情報開示を推し進めるかが大きな課題になっています。
今後も増え続けるであろう医事紛争に関するところでも、医療は永遠に未完成であり不確実なものであるという医療者側が考える見解と、完璧さを求める患者国民が考えるそれとの間に大きなギャップがあり、昨今の裁判で争点となる事例は、特に医療行為のプロセスでなく、結果についての責任を医療者側に問うものが増加傾向にあると思われます。
紛争の内容も診療義務違反を争点とするものから、説明義務違反と、よくいわれる善管注意義務を争点とするものに変化しつつあり、
その理由は患者側からの立証が後者の方がしやすいことによるのだそうです。ここでも情報の開示に加え最近の紛争の実態と、診療記録等の法的証拠能力など法的な検証や、職業的自己規律を示す上でのキーワードとなる
「医療契約」「裁量」「医療水準」「診療関連死」「SDM」等にも触れていただき、自己規律の欠如による医療側のモラルハザードを生み出す可能性についてなど、逆説や反証なども交えながら、情報開示の重要性、プロフェッショナルオートノミーの確立、そして急務とされる「患者の権利」における権利の法制化についても法的見地からのご意見を拝聴し、実現に向けての具体的な方向性を示しつつどうすれば患者さんの権利につながるのかを第一に医療への意識向上と、ひいては制度改善で求めるべきものを模索してまいりたいと考えております。
このような混沌とした中で、医療提供者として情報の開示に向けて具体的な対応を如何にすべきか?弊NPOでは情報をただ開示するのではなく、それを患者さんが理解した上で納得してもらうことが肝要であると考え、現時点での具体案として内容のわかる明細書や機能付き技工指示書、オートノミーシステムの構築の提案について考えていきたいと思っています。
当会作成の内容のわかる明細書のサンプル
http://www.minnanoshika.net/up/meisai101.pdf
当会の提案している機能付技工指示書
http://www.minnanoshika.net/up/gikou.pdf
以上を踏まえ元橋弁護士には「判例で言われている説明義務について」についての講演をして頂き、その後、参加者全員でディスカッションを行っていきます。
12:30〜13:30まで昼休み
意見交換会 13:30〜16:00 参加費無料
参加団体 藍の会(一般の方の団体です。20名くらい参加予定)
みんなの歯科ネットワーク
テーマ 今、日本の歯科医療の現場で何が起こっているのか〜
プレゼンター 大塚 13:30〜14:00
意見交換会 14:00〜16:00
※藍の会について
藍の会は30年以上の歴史のある民間の団体です。
高齢な方が多いですが、精力的に労働法を中心に日本の制度について研究しています。
会員数は約60名(ほとんどが女性)。弁護士、税理士、医師、学者、公務員などで構成されています。
現在は医療制度についても研究しており、みな歯科との意見交換会をぜひ連携してやりたいとのことで実現しました。
参加希望の方は以下のフォームからお申し込みお願いします。
※満席につき現在応募はしておりません。
※ 勉強会のみ参加、意見交換会のみの参加も可能です。