おかげさまでみな歯科は4/20を以って誕生2周年を迎えます。
日比谷公園に数名で集まったあの日から2年が経ち、
数々の議論を重ね、やっと見えてきたものがあります。
それは医療提供者がプロフェッショナルオートノミーを持つことによって、
患者さんにとっても、医療提供者にとっても価値のある医療制度の構築ができるという結論です。

現医療制度は確かにおかしいし、この国の医療に対する方向性も変えるべきです。
これに異論はありません。
しかし、医療提供者はどうでしょうか。変わらなくてもいいのでしょうか。
医療提供者が「私たちの本当の使命はこれである。そしてそれを実行できるよう努力していく」
ということを示すことではじめて「外に発言」できるはずです。

そういう経緯で生まれたのが日比谷宣言です。
つまりみな歯科の考える(歯科)医療提供者のあるべき姿です。
日比谷公園に集まったあの時の気持ちをいつまでも忘れないという決意をこめて
「日比谷」の文字を使いました。


この宣言を一人でも多くの(歯科)医療提供者に理解してもらうことにより、
必ずや価値ある医療制度が構築されることでしょう。

大きな変革にはその理念や信念が必ず必要です。
その基礎となるものが「日比谷宣言」であると確信しております。


                                     NPO法人 みんなの歯科ネットワーク 
                                              企画室室長 大塚勇二








この宣言は、一人でも多くの医療提供者が宣言し誓うことで、
国民の信頼と医療者の独立自尊を確立することを目的とする         


   -----------------------------------------------------------------------------
  
   前文

   歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士は医療提供者の一員として互いの立場を尊重し合い、
   国民の口腔の健康の維持・増進を共通の、そして第一の目的とし、
   広く国民に質の高い医療を受けられるように努めることが求められる。
   その責務を全うするためには、医療者が以下の項目を確認、実践することが必要と考え、
   ここに宣言する。
     
 
一、 前文の目的を達するための積極的な提言をする。


一、 いかなる制度においても患者の権利を第一に尊重し、国民に対して積極的な情報公開を行う。


一、 臨床においては自己規律が求められ、
   それを遵守(履行)できる医療提供者の裁量が最大限尊重される制度への転換を求める。


一、 自己規律を担保する倫理規範を作成し、これを遵守する。




  この宣言は、今後も各方面に広く意見を求め、発展させるものとする。

                                        平成 20年 4月 20日