2007年8月某日、ある会員のメーリングリストの書き込みをきっかけに始った混合診療に対する論争をまとめました。 

Subject:

[minnanosika:6803]      会員Y          

フォームの始まり

> 審査の為の病名というのは法的にどうなのでしょう。

もちろん、法的にはペケでしょうけど、歯科の場合はほとんど実態通りの病名がついているんじゃないですか?

〜の疑い病名は審査のためではなく、実際にそう疑ってるからつけているわけですしね。

こ れが問題なのは医科です。便宜病名とか保険病名という名前ですが、医科の場合、傷病名と薬との関係がかなり厳密に決められているので、便宜病名を付けない と自分の思い通りに薬が出せないという実情があります。これに絡み、医科に電子レセプトには保険者側から病名と処置、投薬との関連情報を埋め込めと要望が 上がっており、フォーマットの改訂作業がはじまってると噂があります。医師会は反対しているようですが。でも多分そうなるんじゃないかと思います。

歯 科でもそういう動きはあるのですが、歯科の場合、たとえそうなってもそれほど影響はないと思います。というのも歯科のレセコン自体がそういったことをかな り厳密にチェックしているので、レセコンで通常通り請求している限りでは特に問題となるケースの発生は少ないと思います。

保険のルールへ厳密な適用は実はレセオンライン化を睨んでものと私は推察しています。医科の電レセでは、提出前の事前審査機能があって(ルール内容は公開されています。)大きな間違いはこれでチェックを受けます。

歯科でも多分同様の機能が整備されるはずですから、そういった機械的な審査のための布石であると思います。

こういった動きに対して、歯科医師会はもちろん反対していますが、保険医協会などもこぞって反対しているようです。

でも、私は逆に賛成の立場にいます。

保険診療というものは結局はルールの枠内でしか行えないものであるのは明白です。

でも現在はローカルルールの存在やいわゆるフリーライダーの存在からルールが歪められ地域による不公平な分配やら、通らばリーチ的な曖昧なルールに惑わされ治療以外のところで神経をすり減らしているような感じがするのです。

そもそもあの青本の文章は役人独特の文章で多分に玉虫色なところがありすぎます。

しかし、これが機械審査となれば、白黒はっきりした「仕様書」がでてきますので、ダメなものはダメと自分でも納得できるし、患者さんにも説明できます。

こちらの方が今の状態より、もっと本来の仕事に集中できる環境になると私は信じています。

Subject:

[minnanosika:6805]     会員o    re6803

フォームの始まり

まさにそうですね。ですから患者さんに対して内容のわかる領収書を発行することにより、この問題が解決に向かうと考えています。

一番の問題は「あいまなな部分」を利用しようとしている人がこっち側にもあっち側にも存在するということです。このあいまいな部分を明確にし、患者さんにも知らせることにより、私達は堂々とお天道様の下を歩けるのです。

またその診療にどれくらいのコストがかかるかを明確にすることにより患者さん側から「これでは医療の安全が確保できない」と言ってもらうこともできます。

Subject:

[minnanosika:6808]     会員Y      re6805

フォームの始まり

私は以前同じような考え方をしていました。でも今ははっきりこれは間違っていると考えています。

これは真の情報公開ではありません。世の中のほとんど価格は、コストの積み上げで決定されるのではなくサービスを受ける(物を買う)側と売る側の関係において決定されます。一言でいえば市場で決まるのです。

情報公開が進んでいるといって、コンビニの弁当のコストが公開されることはないでしょう。コンビニの弁当の安全性は、期限を過ぎた物は破棄しますとか、ここから材料を仕入れていますということで担保されるし、そのような広報活動を通じて消費者に価格を納得させるものです。

価格が決まり、その範囲でできるようにコストを計算するのが本来の姿なはずです。

また、それが単独のサービスで回収できなくてもトータルで採算が合えば良いものです。

保健制度でも、診療所全体で採算が合えば個々の赤字黒字は問題ではありません。

歯科の保険制度の問題は、歯科医の供給過剰が最大の問題であって、制度の一部をどう変えようと、供給過剰という大きな問題の前では焼き石に水なのは、もうわかりきったことです。

残念ながら対策が遅すぎました。歯科において今の保健制度を維持するのは難しいと思います。なんらかの保険医の人数の抑制策がなされなければ保険点数の低下は避けられないでしょう。

歯科は医科と事情が大きく異なってしまいました。供給過剰な現状で業界としての歯科医業を守るには、混合治療を目指すべきです。保険制度にしばられる事無く仕事の範囲を広げ、患者さんの掘り起こしをしないといけません。

医療における情報公開は治療成績であり、患者さん自身の検査結果であり治療計画であり、治療の説明です。

コストを公開する事に意味はありません。コストは経営のための情報です。営業の情報ではないのです。

現時点の紙だし程度で悲鳴を上げていたのでは、患者さんのニーズには応えられません。

あるセミナーで講師の先生が言っていました。我々臨床家は治療行為に課金するのではなく、治療結果(効果)に課金しなければいけない。またその効果を適切に患者さんに伝えなければ(感じさせなければいけない)と。

まったくもってその通りだと思いました。

果たして自分のCR充填は自費なら幾らチャージできるのであろうか?1本3000円の仕事なのだろうか?それとも3万円の仕事なのであろうか?3万円でも患者さんが喜んでくれる仕事を私はできるのであろうか?

残念ながら今の私ではダメだと感じました。技術だけでなく、それを患者さんに感じさせるシステムもテクニックも自信もありません。まずは自分自身が変わらないといけないと思っています。

歯医者も普通の仕事になったんです。特別な仕事ではありません。普通に競争のある仕事なんです。

Subject:

[minnanosika:6809]      会員SA      re6808

フォームの始まり

私も、それをずーと思っていました。0点の項目を挙げて患者さんに見せたとき、患者さんにしてみたら

「だからなーに??」と思うだけだと思います。

スーパーで物を買うときに、そういう明細見せられたらどう思うでしょうか?「今のままの安い値段だとスーパーがかわいそう、つぶれるかもしれない、もっと値上げしたほうがよい」と思うでしょうか。

一般社会で目にする明細にだって0円の項目はいっぱいあるけど特に掲載しませんよ。

そういうのを全部ひっくるめて物の値段だと思うんです。

「じゃー保険診療を包括化にしろって事か」と言われそうですが、そういう事じゃないんです。

付加価値がつけば高い金でも買いますが、それは売り手が付加価値の高い事をアピールしそれに対して消費者が納得した時にその値段で売れると思うんですが

医療と営利活動を一緒にするなと言われそうですが、あいては素人、一般常識で判断するんじゃないでしょうか?

Subject:

[minnanosika:6811]     会員S      re6809

フォームの始まり

フォームの終わり患者さんはどんなに医療側が赤字でも安いに越した事はなく、儲けたと思うだけです。

ところが、それは「保険は良質」「いいもの」「ふつう」という前提での話です。

最近の偽装問題に見られるように「不安」というキーワードが付いたらどうなるでしょう。

私は書くならば徹底的に書いて金属の時 価、技工の製造コスト・・・すべてが解る

「解りすぎて不安になる領収書」であるべきだと思っています。

公的保険ですから不安がない事が付加価値になるわけです。

Subject:

[minnanosika:6812]      会員G      re6808

フォームの始まり

フォームの終わり 認識のギャップなんでしょうが、医療は結果で判断すべきではありません。

 最近の経営セミナーの影響を受けて、一般のサービス業を混同している歯科医が増えてきています。そのような歯科医の存在が国民に歯科医業の誤解を与えていると思います。

 その最大の違いとは何か? 一般のサービス業は消費者が望んで受けるのであって受けたくなければ消費しません。

 度々このMLでも議論されていますが、医療は公共事業であり社会保障なのです。言葉をかえれば資本主義社会の中でも、社会主義的事業であるはずです。

 もちろんアメリカのような資本主義的格差医療を望んでいるのなら、全くの議論の余地はないでしょう。そのような先生方は直ちに保険医を辞退していただくべきです。(ちょっと乱暴な言い方ですみません)

 確かにコンビニの弁当はコストが示されていません。でも私はほとんど食べませんし、子供達には食べさせません。

なぜなら、その値段で赤字になっていないことは明らかだからです。

つまりその値段で私が望む安全が手に入らないことが十分理解できるからです。

 では水道水だったらどうですか?確かに水道水に対して私たちはコスト意識があまりありませんが、自由競争にしてしまって、コスト競争させたいですか?

日本は世界でも格安の水道水ですのであまり危機感がありませんが、水道水に求められるものはまず第一に安全なものではないですか?安いことが第一ですか?(近年都市部ではコンビニで水を買って生活に使うようですが・・・まあ一般論として読んで下さい。)

 医療についても安いことが第一なんでしょうか?もちろん高すぎないことも関心が高いことですが、一番国民が求めることは安心・安全で良質な医療ではないでしょうか?

 少なくとも私が領収書のプロジェクトで考えていることは、医療が高いか安いかなんて事ではありません。正直そんなことどうでも良いです。それ以前の問題とも言えるでしょう。

***

 今の歯科診療報酬制度では、安全を担保出来ないし、担保することを想定していない。そのことをご存じですか?

「あなたは安心・安全で良質な歯科医療を受けたいと思いませんか?」

 「はい」と答えていただけるのなら、そのためにはどうしたら良いか、何が問題かを考えましょう。

 そしてその次にやっと、ではその金銭的負担はどのようにしましょうか?

 ・一部負担金を増やして患者さんが支払いますか?

 ・保険料を増やして国民全体で支払いますか?

 ・企業負担を増やしますか?

 ・医療機関に負担させますか?

 ・別の税源を持ってきますか?

 ・歯医者を減らしますか?    etc. 様々な議論がやっと始まるのです。

現状はその議論すら始まらない段階であることを認識していただきたいと思います。

例 えが悪いかも知れませんが、国民はコンビニ弁当にコスト意識が無いかもしれませんが、最低限クリアしている部分が無意識にあるはずです。もし「あんまり安 いので毒が入っているかも知れないよ。選ぶのは自己責任ですが」なんて言ったら、国民は怒りますよね。ミートの問題などのように。

 つまり歯科医療はそのような状況にあることを国民にまず知ってもらうことから始めなければ、次の議論にいかないと言うことです。  それを知らせる一つの方法として領収書があると考えています。

Subject:

[minnanosika:6813]      会員S      re6812

フォームの始まり

フォームの終わり>  最近の経営セミナーの影響を受けて、一般のサービス業を混同している歯科医

> が増えてきています。そのような歯科医の存在が国民に歯科医業の誤解を与えていると思います。

ここが問題ですよね。最近感じるのですが、患者にとって歯科医療の行為というのはどのような区分に写るのでしょうか。患者から見た歯科医療の区分です。

 

痛い神経を取って痛みを止める銀歯か白い歯を入れる。  または

痛い抜く入れ歯かインプラントを入れる。        そして合間に歯石をとる。

 

多くても、この程度の分類なのでしょう。だから患者の感覚として、「痛みを取る医療(漠然と公的な)」と「歯を買う」ショッピング行為なのではないか。・・・と最近思ってます。

そこには粗悪な物が今後引き起こすであろう弊害も材料が持つ物理的な 問題も何もありません。

そしてそれは既に固定観念と化していて、贅沢品を買うか普通を買うかの感覚しかないようです。

だから説明するほど「高い物を売りつけられた」感覚が生じる・・。

この固定観念をひっくり返そうとしてもGさんが言う医療側の姿勢の問題が出てきます。

売る側と買う側として成立してしまっている。だからこそ、ショッピング感覚を逆手にとる「こんなに安くて本当に大丈夫なの?」の「不安」と「疑念」を生じさせる0点攻撃は有効だと思います。

当然ながら「不安と疑念」には「明確な答え」を用意して。(私は患者にこんな低レベルでも「国民からの要求がないから変えないと国は言っている」と吹き込んでおります。)

そこから患者は公的医療の現実は、自分たちの問題だと知るでしょう。

Subject:

[minnanosika:6814]      会員O      re6812

フォームの始まり

フォームの終わり医療と言うことを考えて、歯科医療を医療一般と完全に同一視するかのようなこの会の昔からある論調に違和感を感じていました。

  どこまでが医療ですか?サプリメントは医療ですか?めがねは医療ですか?メガネは社会主義国では医療の一部と見なされてただ同然でしたね。義肢や義足は完 全に保険がきくのですか?グラスファイバーやチタンで作った跳ねるようなオーダーメイドの義足は保険外でしょうし高いでしょう。そう考えれば歯科医療の中 の一定の範囲のものが社会保障から外れるのはやむを得ないことでしょう。

  この国は予算の決め方、金利の決定など全てにアメリカの干渉を受けています。アメリカは仰る水や安全まで全てを投機の対象にしています。当然人間の命や性 もでしょう。私たちは逃れようもなくそう言う世界に生きているのです。アメリカという国家はそう言う国家であり、ヨーロッパ諸国とも決定的に違う国家で す。そしてその国の命令に対して「拒否できない日本」に私たちは生きているという厳しい現実があるのです。私たちは戦後体制の中の敗戦国の人間であるとい う現実です。

 アメリカよりは幾分ましな感性を持っている私たち日本人はせめてアメリカのような医療崩壊をもたらさないために、最悪を避けるために医療の周辺部分を切り捨て始めているのです。

 そうなれば歯科医療の一定の部分はサービス業とならざるを得ません。

 そもそも医療とはサービス業ですか?それ以外の公共事業のようななにかですか?その答えは、「両方である」「場面によってどちらにでもなる」というのが回答だと私は思っています。

  また、資本主義の中の社会主義として医療があり、それを受け入れられない人間は保険医を辞退すべきであるとのご見解ですが、今まさに国は自らの意思でかア メリカの意思でか、それを辞めようとしています。そしてそれを最小限の範囲とし保険で生きる医師を最低限のコストでこき使うことに決定したようです。公務 員が医療のコストを決定し公務員にもしてもらえない医師がこき使われ、リスクも負わされるという構図です。

  先生はコンビニの弁当は食べないようですが私は毎日食べています。中国野菜だろうと何だろうと食べる貧民層はものすごい勢いでこの国で増えつつあるようで す。そのなかで、医療のコストを細かく領収書で出すことで理解してくれるのは中国野菜は絶対食べない層あたりのみでしょう。もっと上はそもそも保険を見 限っているから興味ないでしょうし、大多数の貧民層は歯医者もタクシー運転手並みの給料で働けばいいと思っていると私は思います。

Subject:

[minnanosika:6815]      会員G      

フォームの始まり

フォームの終わり歯科医療をどのように評価するか?それは我々が決めることではないのかも知れませんね。

国民が決めることだとすれば、そのための情報として領収書があると思いませんか?

 今、別の団体で患者さんを対象に予備アンケートを実施しています。

歯科医療に何を望むか聞いているのですが、予備アンケートの結果としては滅菌消毒など安全であることがトップで、その次に総合的な治療、十分な説明に基づく治療などが続いています。

 痛いところだけ治してくれる治療、早く終わる治療、待たされる治療などは当然ごく少数でした。以外なのが最先端の治療というのが低位であったことです。

 まだ予備調査の段階ですが、患者さんが望むのは安全で十分な説明をする良質な歯科診療であると思われます。

 歯科医師側の勝手な理論で「患者さんのため」「国民が望むのはこんな治療だ」と言うのは危険ですね。

Subject:

[minnanosika:6816]      会員o-      re6815

フォームの始まり

フォームの終わりたしかに現在出している区分領収書では多くの方が指摘しているように必ずしも実態に即していないため

あいまいな区分によりいらぬ誤解や不信感を抱かせたりで、こちらも説明に苦慮する部分が多すぎると感じます。特に、

・重要な部分であるのに包括され、点数として出てこない0点の項目

・意味不明、説明困難な指導料・医学管理

・回数や日数の制限のあるもの

・制度そのものの矛盾点

・消毒や感染症対策

・材料費や金属関係

・技工物関係

・その他、単純にコスト計算できないもの

等については現行のものではなかなか説明のしようがありませんし、しようとすればするほど自己矛盾に陥ってしまい

我々は説明しにくい、患者はよくわからない、これは双方にとって不利益であり不幸なことかと。

当然のことながら患者は今の状態のカルテやレセプトを見ても何もわかりません。

これでは患者は医療に対して果たしてどれだけのコストがかかるかなど知る由もなく、従来通りのあいまいな捉え方では我々にも患者にも悲劇しかありません。

区分領収書にしても見るところは金額の部分だけというのがほとんどで、何をもって情報開示かというところの本質がズレているのを感じます。

その時の医療費の合計だけわかり、ただ安ければそれでよいというものではなく、そのような話ではないと思います。

いろいろな意味での情報開示は避けて通れない状況になり、患者の権利意識の向上・訴訟社会の到来・法整備など徐々に外堀が埋められています。制度もいよいよ崩壊が始まりつつある時期がきている今だからこそ、患者国民の意識の底上げは急務だと考えます。

同時に医療には本来どれだけのコストがかかるのか、或いは本来はこれだけ必要なのにもかかわらずかけられていないのかを知ってもらう必要があります。  そのためにも内容のわかる領収書は必ず必要になってくると思います。

このままでは制度の崩壊も早まりますし、保険におけるモラルハザードも現実として起こってきています。

本当の意味での「みな歯科」を目指すのであれば、やはり我々にできることは率先して行うべきではないしょうか。

Subject:

[minnanosika:6819]      会員Z      re6814

フォームの始まり

フォームの終わり先ずはじめに、需給曲線や付加価値の問題に就いては余り興味がございません。

「医療は公共事業」というのが正しいのか否かは存じませんが、「公共財」といえば言葉の定義として誤りですが、「社会資本」であると日医は言っています。ただ、現在の大過剰で、個々の歯科医院が「社会資本」などといえば笑いものでしょう。

ですから「医科と歯科は全く別物」「歯科を一般医療と同一視するのに違和感」、これは事実に相違ありません。

しかし「国民の歯科医療を守る」がネットワークの目的でもありましたし、どうしても そのような表現や立ち位置をとらざるをえないと思います。

「国民は歯科医などタクシー運転手なみの所得で」、そう思ってるかも知れません。

これが「患者」となれば如何にというわけです、「国民」=「患者」ではありませんから。

常に使う言葉は「国民」ですが、領収証を渡す相手は「患者」です。

さて保険の給付範囲は狭まるに決まっています。技工問題が絡みますが、現在、中国製MB7000円くらいで出回りだしていますが、73なら歯科医の取り分は3000円でしょうか?形成料が数万円ならば、その根拠は?既に格安保険診療の領収書を発行して居ります。また新たな第三者の介入を何時までも阻めるとも思えません。

昨夏か秋にアポロニアにGEに就いての記事が載っていたと聞きました。わたしが別の雑誌で読んだのは昨年4月、保険改正に符合してでした。結局は橋頭堡だそうです。

他人資本で事業を起こせば、利益を出して回収すべきです。家族を持てば、従業員を雇用すれば責任を持つべきです。だから自由診療だろうが、何だろうが「経営」をするのが責務です。そんなことは「それ以前」の社会常識であります。

これは個人の話で、折角集まっているのだから「改善」の為、ことを起こすなら何があるかということだろうと思います。

「保険の守備範囲を縮小しても低所得者には医療扶助を」、、こんな陳腐なことを言いっぱなしにしても仕方がありません。ただ乗りにただ乗り、国も保険者も保険会社も医療機関も、やるならやるで腹を括れというのが私個人の考えではあります。

アウトカム評価の話が出ておりましたが、これはG氏に全面的に賛同致します。

アウトプット/アウトカムとニーズは当たり前の話で全く別物です。この問題は行政機関においても疑問が呈されております(役人の利権もありましょうが)、兎も角サッチャリズムあたりでお調べ戴ければ宜しいかと存じますが、イギリスに話を飛ばして、EHRの目的のひとつに「労働の再生産性」に寄与するか否かというのがございますが、歯科がどれほど関与しますでしょうか。私たちが「アウトカム評価」と 申しましても如何程の「削減効果」を提示出来るのか、この部分の話になります。

技術の優劣でしたら、それは「ニーズに忠実な我々にお任せ下さい」と別の分野の方々がお待ちです。

実に取り留めの無い話を致しましたが、兎も角は「正当な評価」と「裁量権」であろうと思います(「※※病院の歯科臨床」、、会員Uさん、抜髄根管にも自作培地使ってましたよね、、本来そういうのが理想だと誰しも思っています)。

「領収証」に関する勝村氏の話で、問題を発見されたら、どんどん言うべきと思います。

Subject:

[minnanosika:6825]      会員A      re6808

フォームの始まり

フォームの終わり横レス、枝葉の話、話の流れに沿ってないもので申し訳ないですが、

「単独のサービスで回収できなくてもトータルで採算が合えば良いものです。」

と の事ですが、例でコンビニ弁当でていましたのでそれに沿って書きますが、店舗で販売されるコンビニ弁当の原価率は55%程度以下といわれており廃棄ロス商 品原価と棚卸しロス商品原価は此れに含まれておりこの仕入れ原価を売り上げから差し引き、さらにフランチャイズチャージ率を差し引いた物が店の売り上げと なります(実際はロスした商品も売り上げに計上されるので店舗の収支率はさらに低下します)。流通経路は各店舗が自由に選択できるわけでは有りません。

また商品販売で利益は出るが店舗としては赤字になるものは確かにあるようです。極論を言えばフランチャイズ加盟店が儲けが出るシステムと言うより胴元が儲かるように加盟店は食い物にされるシステムです。訴訟沙汰にもなっているようです。

つ まり個々の商品において原価割れのするようなものは店頭に有りません(フランチャイズ料が取れません)、フランチャイズ料が吸い上げにくい商品は店頭から 排除されていきます。コンビニは店舗が利益を上げられるかどうかではなく、フランチャイズ胴元がフランチャイズ契約料、契約更新料、商品売り上げのチャー ジ料を吸い上げるシステムで店長自身も利益対象と言えます。原価やチャージ料を記載した明細領収書を出せば本社に批判が集中しますから出させるはずがあり ません。又、弁当の原価を下げるために質の悪い原料を使い、法で認められた範囲の保存料や添加物を加え、腐敗防止に消毒剤もふきかける。工場では派遣外国 人を使い人件費を抑えるetc

商売だサービス業だと言うなら、商品の値段=利益+原価+コストで値段だけ表示すれば良い訳ですから、本来なら本日の診療代お幾らです。で良く明細を出せと言われる事自体が不当と言うことにならないですか?本日の診療代=原価+コスト+利益=保険診療代+差額料金でもいいわけで、此れを阻害するような法律を撤廃するのが規制改革・構造改革です。・・・寝言ですねコレ。

Subject:

[minnanosika:6831]      会員Y      re6808         トータルで採算

フォームの始まり

フォームの終わり>「単独のサービスで回収できなくてもトータルで採算が合えば良いものです。」

 

 先日、ある中華料理屋で聞いた話。

 フカヒレを3000円で出すとのこと。仕入れ値は2800円。通常価格は10,00015,000円。当然、赤字。

「中華食べに来て、フカヒレだけ食べて買える客はいないので、トータルで採算は合う。安いとはいえ、13000円の料理を食べる人間に、そんな貧乏人はいない。

気に入ってもらえれば、何割かはリピーターになってくれる、そうしたらプラスだ」

「総合店だから、できることで、フカヒレ専門店ではできないね」

「できない」

こうして専門医の芽はつぶされていきます。

Subject:

[minnanosika:6833]      会員U      re6808

フォームの始まり

フォームの終わ> 世の中のほとんど価格は、コストの積み上げで決定されるのではなくサービスを受ける(物を買う)側と売る側の関係において決定されます。一言でいえば市場で決まるのです。

 

@基本的にはそうですね。購買者が存在しなければ商行為は成立しませんから。

商品を開発するときに最重要項目の一つが販売価格です。「いくらなら売れるのか」

。それによって価格が決定し分量やコストが決定され流通に乗ります。経営トータル成立論はちょっと置いていて、販売価格には利益が確保できるような価格設定しかありえません。ここで確認しておきたいのは医療価格は市場原理で決定されていますか?そうではありませんね。

 

> 保健制度でも、診療所全体で採算が合えば個々の赤字黒字は問題ではありません。

 

Aここで@の 議論が繋がりますが、一般経済において利益が成立する商品は統一価格でなく多くの業界で「購買層」が存在します。ユニクロもあればシャネルもあり、吉野家 があればトゥール・ダルジャンもあります。問題なのは保険医療制度が公定統一価格である点です。だから市場原理による価格設定は不可能です。大きな意味で の市場原理は存在します。保険医療制度の総枠という。その中で成立が許されるシステムと医療報酬という「価格」が。現状の診療報酬は技術評価やコストが反 映されているとは言い難い代物なので、経営体としての医療機関が成立するためには「とにかく潰れないこと=トータルで赤字がでないこと」が至上命題になり ます。で、採算が取れるために闇米が存在するわけですね。

 

> 歯科の保険制度の問題は、歯科医の供給過剰が最大の問題であって、制度の一部をどう変えようと、供給過剰という大きな問題の前では焼き石に水なのは、もうわかりきったことです。

 

究 極に個人的な視点で問題提起します。僕の医院は現在一日の患者数が15〜25人で推移しています。必要と思われる治療・指導・メンテナンスを普通に行って 結構忙しい日々送っています。一日のアポイントが埋まらない医院にとって歯科医師過剰問題は経営が成立しない根本的原因でしょう。しかし僕のようにアポイントも埋まっている、自身が必要と思われる治療を懸命に行っている医院が採算ギリギリというか危機に直面している現状をどう思われますか?

僕 は経営者としては、ひどく不器用です。「歯科医師も普通の仕事なんです」と仰る意味もよく理解していますが、僕は自分の仕事の評価を客観的に見ることがで きません。自分なりに努力も向上心も持っているつもりですが、目の前の患者に自分は何ができるのだろうという想いで、とにかく自分にできることを毎日行っ ているだけです。自分と異なる考えや治療方針や技術の医院で治療を受けほうがこの患者は幸せなのかもしれないな、という想いが去来することもしばしばで す。でも、僕の医院に来院する患者は僕の治療を求めて来る。僕に出来る限りのことをするだけです。

僕 は、自身が働かなくても食べていける状況になっても、僕の治療を求める患者が存在すればおそらく医院を続けると思います。というか経営のことを全く考えず に診療できる状況に嬉々として。それが「普通の仕事」ではない、医療という「仕事」だと思います。変な書き込みですみません。

Subject:

[minnanosika:6835]      会員Y      re6833

会員Uフォームの始まり

フォームの終わり先生のおっしゃられていることは、非常によくわかります。私の以前の書き込み等を見てもらえばわかると思いますが私自身もまったく同じ考えでしたからね。しかし、ここ数ヶ月で考え方を変えました。

 

> 論はちょっと置いていて、販売価格には利益が確保できるような価格設定しかありえ

> ません。ここで確認しておきたいのは医療価格は市場原理で決定されていますか?そ

> うではありませんね。

 

すいません、上手く伝わらなかったようです。

私が言いたかったのは世の中のものはコストを積み上げていった結果として価格が決まるのではなく、多くの場合、適正な価格というものがある程度決まった上でそれに向けてコストやら利益を考えるのが普通だと言いたいのです。

普通の商品なら市場でしょうし、保健医療なら政治的、あるいは予算から決まります。

この豆腐はこだわり抜いた上で10万円のコストがかかりました。利益を見越して12万円で売りたいといっても、それはなかなか難しいでしょう。(売れない事はないと思いますが)

コスト積み上げ方式があるとすれば公共事業でしょうが、これが大きなムダというかナニがあったのはご承知のとおりです。今ではなるべく透明性のある入札方式に切り替えて価格の抑制が行われています。

ですので、今歯科治療におけるコストを公開して、こんなにコストがかかっているから経営が上手くいかないと訴えてもそれは虚しく響くだけだと言いたいのです。

でもコスト計算はとても重要ですよ。これがわからなければ経営が成り立ちません。しかしコストを患者さんや消費者に公開する意味も効果も無いのです。

おっ しゃる通り、保険医療は市場価格ではありません。ですが、決められていることには変わりありません。また、一般に物の価格は一度決まると容易には変わらな いことも事実です。むしろ現代は同一のものは価格が低下するのが常です。ですから新製品、新サービスというものがでてきて価格を維持するわけです。

価格が変わらないのであれば、それに見合ったコストにするか、あるいはその赤字分を埋めるだけの他の売り上げが必要です。

> しかし僕のようにアポイントも埋まって

> いる、自身が必要と思われる治療を懸命に行っている医院が採算ギリギリというか危

> 機に直面している現状をどう思われますか?

 

これは当然です。今の歯科の価格が決められた当時は1日40−60人を治療することを前提にしていたからです。先生のところが採算ギリギリというようにそこが採算分岐点です。

当時の歯科の価格は薄利多売を前提としているのです。根治が異様に安いですが、その当時では実態に合っていたんです。

もっと沢山人数をみないと利益はどうがんばってもでないんです。H16の改正でわずかにあった利益が無くなりましたから、最後の防衛ラインを突破されたと言えるでしょう。今年は倒産が例年の2倍以上に増加しているとのことですから、今後は体力の無いところから連鎖的に増加するものと思われます。

歯科医師(正確には歯科診療所)が増えたのに患者数は増加しない。保険総点数が変化しないのに医院が増加する。

6万人のところに毎年3000人が増加する、自然減を考えても年数パーセントで供給過剰状態が今後も継続するんです。

その増加率で保険の総額が膨張することを国民が容認することは絶対にあり得ません。

まさに歯科医師過剰が最大の原因なのです。

解決策は、

1、その増加率をカバーするだけの他の収入源をみつけるか、

2、増加しないように保険医数の制限を設けるか、

3、保険適用を限定的な物にするか、

4、市場経済の原則に則って経営できないところは倒産、閉鎖という形で退場させて人数を減らすかしかないんです。

 

> でも、僕の医院に来院する患者は僕の治療を求めて来る。僕に出来る限りのことをするだけです。

 

私もそう思っていました。でも、そうではないんです。もっと良いところがあればそこに行くんです。私が死んでも患者さんは実のところ困らないんです。他に幾らでも歯医者さんがいるんですから。自分は特別じゃないんです。

私 もなんとか保険中心でがんばっていこうと考えていました、実のところ今年のはじめ頃にはどうにもならない状況に陥って歯医者を辞めたいと真剣に悩みまし た。で、どうしてこうなってしまったのかを冷静に考えてみると、結局のところ保険診療を正しく請求すると採算が合わないということがあまりに明確に理解で きたのです。

保険診療を経済からみればすでに崩壊していたんです。

そこで、外に目を転じてみると、今まで胡散臭くみていた様々な新しい療法も違った見方ができるようになりました。試しに患者さんにそう言った療法に関係するような話題を振ってみると非常に反応が良いのです。

 そうかと思いました。私は保険診療というものに甘えていたんだと。保険診療というパターナリズムに陥って、患者さんが本当にして欲しい事を理解していない事に気付いたのです。

 何も金持ちだけを相手にするわけじゃないんです。ごく普通の人も抱えてる不満を解決するためならそれなりの価格を支払っていただけるという確かな手応えを感じています。

 崩壊している保健制度でありますが、間違いなく国民の健康を守る大切な砦です。

それが赤字であるなら他で黒字にしていくのは経営者としての歯科医師の義務じゃないかと最近は思うようになりました。

「歯科医師も普通の仕事なんです」も正確には「歯科医師も普通の経営の仕事なんです」ということです。それも赤字部門を抱えた中小企業です。自分の患者さんに責任を持つということは結局自分の診療所の経営をちゃんとしないと果せないのです。

ですから、一部が赤字であってもトータルとして黒字になるような経営を目指すしかないんです。

それにはやはり適切な自費と保険診療のバランスをとらないといけないですが、

現在の保険制度では、その辺りが曖昧で、自費治療自体は素晴らしいのにどうして金儲け主義的なイメージがついてしまうのです。

 そのイメージを払拭するには確かな診断と計画、そしてそれを説明するテクニックが必要ですし、保険診療自体をもっと説明しやすいものに変えなければいけません。

 それには、保険制度自体はもっと限定的かつ厳密なものにすべきだと思うのです。

それこそ最後の健康を守る砦ですから全ての国民が受診できるように一部負担金はなくします。

 一方で、治療法は厳密なガイドラインに従って決まった手順、決まった材料を使う。

金属や材料も国が供給し品質を保証する。正しく行われているか定期及び不定期の監査を行い不正は徹底的に排除する。そしてその範囲を国民に周知徹底する。

患者さんには今以上にしっかりとした検査や治療の報告を行い治療の範囲を明確化するのです。

こうすることで、はじめて明確な説明がストレスなく患者さんにできるようになるのではないかと考えています。

Subject:

[minnanosika:6836]      会員o      

フォームの始まり

フォームの終わり以前に法律の専門家の方にみな歯科の話をした時

「患者さんと一緒にどの治療が保険で必要かを考えていくんですね。すばらしい。現場の医師と受ける側の患者が共に何を保険診療として残すべきかを考えるべきです。それは現場を知らない役人に任せてはなりません」と言われました。

私はそういう意味でみな歯科の話をしたわけではないんですが、どうやら、その方そういう目的の会だと思ったようです。しかし、その時「なるほど、そういうのもありなんだな」と思いました。

Subject:

[minnanosika:6837]      会員a      re6835    フェアトレード Fair Trade     

フォームの始まり

フォームの終わり>私が言いたかったのは世の中のものはコストを積み上げていった結果として価格が決

>まるのではなく、多くの場合、適正な価格というものがある程度決まった上でそれに

>向けてコストやら利益を考えるのが普通だと言いたいのです。

たしかにそうでしょう。

>しかしコストを患者さんや消費者に公開する意味も効果も無いのです。

これは、どうでしょうか。フェアトレード Fair Trade という考えがありますhttp://www.peopletree.co.jp/fairtrade.html

全ての人に、貧困者にも、労働コストに見合ったものを払おう、それにより、低開発国の貧困をなくそう、という考えです。詳しくはリンク先をご参照ください。 2chにも書いたことですが、

------------------

マクドナルドのバーガー100円。アルバイトの時給800円とすると、7.5分ぶん。レジと製造係のフィー、光熱費を考えると、材料費はない。マクドで、そんなにいろいろ買う人はいない。他でそんなに利益は出ない。

何か、インチキがある。だから私は食べない。

------------------

まわりの数人が行かなくなりました。

------------------

クラウンは、熟練した国家資格をもった技工士が製作に3時間半かかる。この手間賃は材料経費こみで2500円。

これで、真っ当なものが期待できますか?

------------------

国は基本セットの滅菌コストを250円と算定しました。外注した場合、700円かかります。

当院では、人件費だけで548円かかります。(時給800円換算)   あなたの通院している病院は、安全ですか

------------------

こういう提示は意味があるのではないでしょうか。

 

> 何も金持ちだけを相手にするわけじゃないんです。ごく普通の人も抱えてる不満を

>解決するためならそれなりの価格を支払っていただけるという確かな手応えを感じています。

私も同じことを感じています。ミートホープをはじめ、過度の価格抑制には、インチキがある、気づいている人も少なくないのではないでしょうか。

Subject:

[minnanosika:6838]      会員G      re6835

フォームの始まり

フォームの終わり> 解決策は、

> 1、その増加率をカバーするだけの他の収入源をみつけるか、

> 2、増加しないように保険医数の制限を設けるか、

> 3、保険適用を限定的な物にするか、

> 4、市場経済の原則に則って経営できないところは倒産、閉鎖という形で退場させて人数を減らすか

> しかないんです。

会員Yさんのお考えにもなるほど思うことがあります。しかし上記考えは確かにそうだとも思うのですが、最大の問題はこれを聞いた国民はどう思うか?ということです。国民がどう思うが知ったことではないと言われればそれまでですが

いつもMLで言っているように、これは歯科医師側の論理に過ぎないということです。歯科医側からみるとなるほどと思いますが、患者、国民側の立場に立って読むと、何で?ってなりませんか。

Subject:

[minnanosika:6839]      会員S      

フォームの始まり

フォームの終わりつ〜か、採算割れした質の怪しげな、歯科医師だったら受けたくないような治療を国民がどう思うか・・。

この事を知らせるのが目的だと思っています。某議員風に言えば歯科医師なんてどうでも良いんです。

(本人たちはどうでも良くないので、保険崩壊を食い止めたいという事 でもあります。)

Subject:

[minnanosika:6840]      会員G      re6835      ネガティブサービスと応召義務     

フォームの始まり

フォームの終わり>  それには、保険制度自体はもっと限定的かつ厳密なものにすべきだと思うのです。

> それこそ最後の健康を守る砦ですから全ての国民が受診できるように一部負担金はなくします。

>  一方で、治療法は厳密なガイドラインに従って決まった手順、決まった材料を使う。

> 金属や材料も国が供給し品質を保証する。正しく行われているか定期及び不定期の監

> 査を行い不正は徹底的に排除する。そしてその範囲を国民に周知徹底する。

> 患者さんには今以上にしっかりとした検査や治療の報告を行い治療の範囲を明確化するのです。

> こうすることで、はじめて明確な説明がストレスなく患者さんにできるようになるのではないかと考えています。

これもまた患者、国民との話し合いが必要ですね。

また、良くありがちですが、医療制度と医療の質を混ぜて話をしては意味がありません。医療が特別だと考えるつもりはありませんが、一般経済における製品、サービスとの大きな違いを認識する必要があります。

1)ネガティブサービス(?)

 医療サービスを受けるか受けないかの選択肢は本質的にはありません。

どこの医院に行くのかという選択肢はありますが、行かないという選択肢は概念としてはありません。もちろん実態としては受診抑制などあり得ることですが、

これは他の要素に影響されているものであり、本質ではありませんね。

 一般経済においては自らが欲する製品、サービスを受けるのですが、医療は欲して受けるものではありません。

2)成功報酬ではないこと。

 一般経済においては、製品にしてもサービスにしても最初に想定された性能に達していることが求められます。消費者はその性能に達していなければクレームを付けることが出来ますし、逆に供給側も消費者が求める性能が達成できなければ売ることを拒むことが出来ます。

 しかし医療では成功を目指すものの、必ずしも最初に想定された目標に達しないことも消費者は受け入れなければなりません。だから医療には応召義務があるのです。

 医療に自由競争、市場原理を導入するのならば応召義務を解除しなければなりません。

 実はこの「応召義務」というのが日本医療の最大の特徴とも言えます。

これを念頭におかずに、保険制度の縮小だの自費移行だの議論することは意味がないことになります。

Subject:

[minnanosika:6842]      会員T      re6840    Re: ネガティブサービスと応召義務     

フォームの始まり

フォームの終わり>  一般経済においては自らが欲する製品、サービスを受けるのですが、医療は欲して受けるものではありません。

果たして、歯科は医療なのか、、、これをどう捕らえるかでも変わってきますね。

日本の制度では、義足は福祉、義歯は医療です。

痛みに我慢できなければ歯科医院に行きますが、67欠損で放置している人はいくらでもいるわけですから。

 

>  実はこの「応召義務」というのが日本医療の最大の特徴とも言えます。

将来、医療の部分についてはこれが義務付けられることが続いても、リハビリ、すなわち補綴については、はずされる可能性もなくはないと考えていますがどうでしょうか?。

Subject:

[minnanosika:6844]      会員G      re6842    Re: ネガティブサービスと応召義務

フォームの始まり

それこそ、国民に議論してもらいたいものです。

義歯を福祉にしましょうか?補綴については医療ではないので応召義務を解除しても良いですか?

私たちが決めることではありません。専門家として情報を与えることは必要でしょうが。

 

Subject:

[minnanosika:6841]      会員T      re6835

フォームの始まり

フォームの終わり私個人としては、会員Uさんに近い考えを持っているとは思いますが、会員Yさんの文章すごく納得しながら読ませていただきました。でも、納得していたのは、歯科医院経営者としての自分です。

現実的には、Yさんの考え方は、現時点での歯科医院経営者としての一番の選択肢であるとは思います。

というか、それしか逃げる路は現時点ではないのでないでしょうか?多くの歯科医師に受け入れられる理論だとは思います。でも、これはやっぱり歯科医師としての視点ですね。歯科医院経営者としての。

会員Gさんも書かれているとおり。もし、全歯科医がその方向に向いときに、どういうことが予想されるでしょうか?

国民は歯科医療界に対してどんな印象を持つのか。

歯科医師に非常に高いモラルがなければ、さらに崩壊していく可能性もあります。

国民の視点で、、、、これが大切です。

でも、そこまで想う余裕がこの業界にはなくなってきているのも事実ですね。どこも経営大変です。

そういう中で、どう議論を進めていくか、、非常に難しいと感じます。

 

Subject:

[minnanosika:6843]      会員G      

フォームの始まり

フォームの終わり多分、論点が違うところにあると思います。

 私たちが今やろうとしていることは、最低限の歯科医療の質を担保出来ないことを国民に知ってもらおうと言うことです。 会員Yさんのお話は、それをクリアした後での話になると思います。

  例えが悪いかも知れませんが、コンビニ弁当の質が高いのか低いのか、値段がどうなのか、利益がどうなのか、などといったレベルの話ではなく、私はもっと低 レベルの話をしているのです。つまりその弁当を食べると感染のおそれがあるかどうか(感染対策費用)、毒物は入っていないのかどうか(海外技工)、労働基 準法に違反した状態でコストダウンしていないかどうか(技工問題)、従業員の業務と資格の関係(衛生士問題)などなど、最低限レベルの事が制度によって達 成することが出来ないということを国民に知ってもらうべきだと考えています。

 それが達成されなければ、弁当の質や利益、販売方法(自費か保険か)について議論することが出来ないと思いますが、如何でしょうか?

Subject:

[minnanosika:6846]      会員Z      

フォームの始まり

フォームの終わり余り理念の無い話を致します。

歯科医師過剰下において十分な患者を確保しているにも関わらずという会員Uさんの訴えは確かに聞き入れられないと思います。歯科保険医療の総枠が略変化せずとの前提で、単に「とばっちり」を食らっているということですから。

極論の人頭制導入ならば、件数の過少なところ及び新規参入者の保険医療からの排除が なされるかも知れません。レセプト件数がそのまま反映されるのではなく、問題の「三ヵ月毎 初診」など年間開始患者数にも現れない「選別される為の実力」が表に出るでしょう。

ただ、これが望ましいかと言われれば、問題山積です。それこそコスト効率優先になりましょうし、容易にHMOPPOの組み合わせを思い浮かべることが出来ます。

コ ストを積み上げて公開することに関してですが、社会保障としての歯科医療のみ保険給付とするなら、現在の余りの低評価に「自由診療」がひきずられるのでは ないでしょうか。保険内に残るであろう項目を総枠いっぱいまで引き上げるというのは、こちらの都合に過ぎませんが、何れにせよ何処かでコストを訴える必要 が生じると考えます。

これがアメリカでしたら、「ルートキャナル、補綴物込みで$700」と言われましても、確かに市場が決めているだけかも分かりませんが。

誰の話か申しませんが、2%の患者が、その月の売り上げの20数%を占めたとします。「51年通知・自費に移行」の下で生じる歪さです。他業種においては2-8の論理だとか様々ございますが混合診療が本格化しても、この歪さを抱きかかえて行けるのかという問題もあります。

ですから本当は会員Oさんがチラチラと述べておられることの方が理想で、混合診療ならば其れが望ましいでしょうし、第三者の介入も防ぎ易いのかも分かりません。ただ、そのような自由は与えられないでしょう。

何度も申しておりますが、保険給付範囲に関しては、我々の決めるべきことではありません。

だいたい、この歯科医師過剰で、どの面さげて言うのでしょう?

「歯科医のワーキングプア」など周知されれば、こういう問題に関しては余計に不利でしょ。

だから「聞かれれば専門家として答える」であろうと思います。

それから「メインテナンス・予防と補綴」なんて料理を差し出す必要もありません。向こうが「利害」で来ているのに、こちらが「理念」ならば、負けるに決まってますから。

既存団体は、もう「分かっちゃってる」ような雰囲気ですね。。。

これもくどいですが(会員Gさんもくどいです。。)、医療の質は、医療者、患者、保険者と視点に依って評価が異なりますから、医療者の視点に余りにも立ちますと「制度」は語り難くなります。患者は「満足度」ですし、保険者は「Output-Outcome」です。Outputを等閑視してOutcomeを述べるが如きものは、身内の話に過ぎません。

「保険者が医療機関を選ぶ時代が来る」と言われて、もう十年以上になります。

Subject:

[minnanosika:6849]      会員U      re6835

フォームの始まり

フォームの終わり 会員Y先生のスレに! 先生のおしゃっていることごもっともだと思います。

しかし、患者国民は歯科に限らず、医療行為を行って赤字になることなど知らされていません。

介護保険、年金、医療 従事者や受給者に負担を強いても、制度決定の過程や実態を開示しない行政。

介護士が現場から逃げ出さざるえないような介護報酬。

国民に実態を説明し、それでも、おまえら(歯科医師、技工士)のことなんか考えてられない。

良質な歯科医院が潰れてもかまわないよ。「歯医者なんかいっぱいあるさ」と言われたら腹をくくりましょう。

日本は民主主義を謳いながら、制度は社会主義。

その時代その時代で、正しいことは変化していく。なにが正しいか、時間はかかっても議論していかないと日本をこれまで支えてくれた人に失礼ですし、次の世代を受け継ぐ子供たちが不幸です。

私事ですが、うちの医院は保険と自費が逆転しています。(この状態は5年位続いておりますが)保険は多分、全国平均以下だと思います。

こんな状態がいつまでも続くとは思っておりませんし、好ましいことだとも思いません。

ただ、患者の要求や(設備投資)、自分の能力の向上(研修会等の参加)を満たすためには自由診療に頼らざるえません。

自費に頼らずに、患者も医療従事者もお互いにストレスがない関係を築ければと思います滅裂失礼です

Subject:

[minnanosika:6851]      会員Y      re6849

フォームの始まり

フォームの終わりコストの公開は確かに必要ではありますが、直接患者さんに訴えてみたところでどれほどの効果が期待できるでしょうか?

逆に安全が担保できないということがネガティブキャンペーンに利用されあらぬ風評被害や膨大な衛生管理費用の負担を強いられる可能性はないのでしょうか?

安全管理義務が大幅に改正されたのがボディーブローのように効いてくるんじゃないでしょうか?

私は最近そちらの方が心配です。

ワーキングプアの報道は、次にそのような報道に移ってくるのではないかと本気で心配しています。

何度もいいますが、保険診療で全ての歯科医院の経営が改善するような要求は絶対に実現しません。護送船団は崩壊しているのです。

コストに見合った保険の改正がなされることは絶対にあり得ません。

もしかしたら数パーセントの上積みは実現するかもしれません。でも数パーセントの上昇なんて、新規開業医の増加で1年で使い尽くします。

もうすでに、まったくどうにもならないことは、みなさん、心の中で感じていませんか?

それにコストの公開をしなくても暫くすれば、国民は嫌でも歯科医療は赤字であると知るでしょう。18年の改正は多分致命的なものでした。政治的な変化はあまりに遅くたとえ改善されたとしても、すでに時は遅く、閉鎖される医院が急速に増加するはずです。

 

> 良質な歯科医院が潰れてもかまわないよ。「歯医者なんかいっぱいあるさ」と言われたら腹をくくりましょう。

私は腹をくくりました。保険だけで良質な歯科医療を提供する事は歯科医療の特殊性、近年の疾病構造の変化からも不可能です。

生き残るには時代に合わせるしかありません。でも急速な変化は大きな混乱を伴います。だから、静かに現状の保険制度の枠組みを大きく踏み外さない上で、混合治療を導入すべきです。

現状の制度を固定化し、厳格化して保険と自費の境界を明確にする。

治療に明確な回数制限を設定し、それを超えた部分は自費とする。

同じ治療であっても、自費を選択される場合は保険を使わなくても良くする。

などなど、現行の保険制度を温存した上での混合治療の導入をはかるのです。

Subject:

[minnanosika:6853]      会員o      re6851

フォームの始まり

フォームの終わり> コストの公開は確かに必要ではありますが、直接患者さんに訴えてみたところでどれ

> ほどの効果が期待できるでしょうか?

> 逆に安全が担保できないということがネガティブキャンペーンに利用されあらぬ風評

> 被害や膨大な衛生管理費用の負担を強いられる可能性はないのでしょうか?

> 安全管理義務が大幅に改正されたのがボディーブローのように効いてくるんじゃないでしょうか?

> 私は最近そちらの方が心配です。

> ワーキングプアの報道は、次にそのような報道に移ってくるのではないかと本気で心配しています。

 

このことですが、歯科医院側からこのことを先に言わなければ、

「そんな危険なことがあるのになぜ隠す」とさらに不信感が高まりませんか。コストの公開が患者さんに効果があるかは確かにわかりませんんが、少なくとも歯科からこういう警鐘があった、という事実が残るのは非常に意義があると思います。

今の安全基準を確保するにはこれだけのコストがかかるが、それに見合う点数ではない、

ということは歯科側の勝手な言い分ではないし、安全に対する担保を公に説明するにはまっとうな方法だと考えますが。いかがでしょうか。

Subject:

[minnanosika:6857]      会員S      re6853

フォームの始まり

フォームの終わり>> コストの公開は確かに必要ではありますが、直接患者さんに訴えてみたところでどれ

>> ほどの効果が期待できるでしょうか?

>> 逆に安全が担保できないということがネガティブキャンペーンに利用されあらぬ風評

>> 被害や膨大な衛生管理費用の負担を強いられる可能性はないのでしょうか?

>> 安全管理義務が大幅に改正されたのがボディーブローのように効いてくるんじゃない

>> でしょうか?私は最近そちらの方が心配です。

>> ワーキングプアの報道は、次にそのような報道に移ってくるのではないかと本気で心配しています。

歯科や医療を善くしたいと言う動きを実現可能なのは医師でも歯科医師 でもありません。

国民の要求だけなのです。

選挙や世論で政策を変えられるという事実を国民が実感しつつある今、 実態を明かし「医療従事者が望まない保険のレベル」を明かす事は極めて有効だと思います。

逆に何も知らないまま、この安全のレベルなど知られると国民の反感は歯科医に来るでしょうね。

同時に、何も知らないまま混合診療が事後承諾で導入された場合の国民感情はどうなるでしょう。

窓口負担が増えると歯科医が儲かると錯覚する人が居るごとく、歯科医が望んだから保険がきかなくなったと言われる可能性が高いでしょう。国の政策は常に非難が国に来ないように巧妙に仕組まれます。

そして悪者は誰なのか言わないまま、国民の憶測が誰かに向かうように仕組まれます。

言わない事は国民にも歯科医にも何一つ有益な事が無いのです。

数年前から決められた流れを国民が初めて知るのはチェアの上です。

次の改定でも予算削減の多くの部分は歯科が負う事になるでしょう。

その中で「これでいいのか?  こんな事を歯科医は望んでいないんだ」と大きな声で叫ぶ事は非常に有意義だと思います。

この領収書は何の為に、ここまで公表するのか。

それを発行する側にも受けとる側にも明快に説明して行う必要があります。

たとえ中医協にその事を隠して、実際に発行する事になったら、その時 突然に歯科医は安全も質も担保出来ない制度は容認していないと宣言した用紙を渡すとかやり方はいろいろあるでしょう。

歯科界が萎縮と目先の利益と戦法の後手で現在があります。政局のごたごたに乗じて先手を取る必要があります。

このまま何の声も上げずに歯科の意見無しで事が進むならば歯科分野は スケーリングと急性期医療のみが保険となり、あとは自費。混合診療は過渡期の手段でしかない。私はそう思っています。

それが医療費削減された究極の歯科の姿だとおもいます。

しかし、国民の歯科医療を要求する声を作る事が出来ればオセロの裏表ほど事態は変えられます。

歯科に関する国民の要求第1位は未だに範囲の拡大であり、これは安全だという事を前提に出されている結果だと思います。

先端医療が要求されていないのも、それを表していると思います。

国民が要求する内容と国が進めている方向は明らかに180度逆です。

これに「歯科医が安全性と質を保たせてくれ」と「国民に要求」し「国民が医療を国に要求」すればいいわけです。

 

Subject:

[minnanosika:6852]      会員Z      re6851

フォームの始まり

フォームの終わり一切の反論はせず、同意と質問のみさせて戴きます。

会員O氏が繰り返し述べられているが如く、「医療崩壊」は全き正論であるにも関わらず、一般診療所潰しに用いられようとしています。依って現状、正論も捻じ曲がるか、逆利用されるに過ぎないのかも分かりません。

従いまして「医療安全対策」の部分には、仰る通りの危険性を持つことは承知しております。

要するに持っていく先、相手が相手の為余程の注意が必要かとは考えます。

資金ショートを起こしたところから順次閉鎖に追い込まれ、それが相当数に上るであろうことは疑いようの無いことではあります。その打開策としての混合診療導入でしたら、都会と地方の温度差は相当のものになると思いますが、如何でしょうか?

僻地の実情には詳らかでありませんが、歯科医療の質は兎も角として「公益性」の観点から望ましい存在のところはどうでしょう。

>静かに現状の保険制度の枠組みを大きく踏み外さない上で、混合治療を導入すべきです。

 

「静かに」というのは激変緩和処置でしょうから構いません。仰るところの混合診療導入は保険適応範囲の縮小を伴うと解釈致しますが、各項目において所々行うのか、ひとつの項目、例えば補綴を丸ごと外すのか?如何でしょう

 

>治療に明確な回数制限を設定し、それを超えた部分は自費とする。

 

申し訳ありません、よく理解出来ないもので。所謂「制限診療」なのか「維持管理」のことを指すのか。

 

>同じ治療であっても、自費を選択される場合は保険を使わなくても良くする。

  などなど、現行の保険制度を温存した上での混合治療の導入をはかるのです。

 

「主導権を握るのは歯科医療提供者側」と読み取れますが、実現性に就いて。これは皆様方にもお伺いしたいところであります。

歯科医院過剰という最たる問題点を内包したままに此れが可能であるかというところです。

此処から最近になって再認識したこと・・・

「理念」を語るのは「利害」を語るに遠く及びません。←Abe大敗という結果からも伺えます。

Max Weberとか関係なく申してます、だいいち興味もありません。

「理念」、Ideaでも死んだ筈のIdeologyでも構いませんが、これを前面に出し、語らせ、自らの「利害」を覆い隠すのがアメリカ型新自由主義の手法です。

すみません、実はテキトーに言ってます。でも、こんな感じだと思います。皆様もお休みでしょうが、あとヨロシク。

 

Subject:

[minnanosika:6855]      会員Y      re6852

フォームの始まり

フォームの終わり私もそんなに明確なビジョンがあるわけではありません。

自費に対する地方と都市部の差はもちろんあるでしょうが、今よりももう少し利益を確保するために、数パーセント自費を増やすことは自助努力の範疇ではないでしょうか。

でもその自助努力をもっと気持ち良く行うための混合治療の導入は必要だと思います。

まあ、一方で現行の曖昧さを保ったうえで自費率をあげるべきだという考えも捨てきれないのですが....。正直なところどっちが良いのかわかりません。

 

> 仰るところの混合診療導入は保険

> 適応範囲の縮小を伴うと解釈致しますが、各項目において所々行うのか、ひとつの項目、例えば

> 補綴を丸ごと外すのか?如何でしょう。

 

いえ、縮小はすべきではないでしょう。歯科医師の増加は確実ですが急速ではありません。保険財政は逼迫しているでしょうが補綴を外さないといけないような状況ではないはずです。

  保険は崩壊しているといっても今現在は採算分岐点にあって大幅な赤字ではない状況です。これ以上良くはならないけど、徐々に悪化している。これをできるだ け延命しつつ保険以外の市場をその間に開拓、拡大していかなければ生き残れない。それが成功するなら歯科医師の増加も歓迎されるべき事となるではないです か?

理想論ではありますが、全ての国民が健康で美しい口腔を手に入れるために必要なマンパワーからいえば現状でも足りないはずです。

要は、他業種に流れているお金をどうやったら歯科に誘導できるかということです。医療という根っこを守るためにもそういう方向性が必要ではないかと思います。

 

> >治療に明確な回数制限を設定し、それを超えた部分は自費とする。

> 申し訳ありません、よく理解出来ないもので。所謂「制限診療」なのか「維持管理」のことを指すのか。

 

現行で言うなら、たとえば2回目以降のPCurとか、2回目以降の義歯指導等を自費で行えるようにする

保険診療と自費治療はお互いに補完し合うものです。でも今のような曖昧な状態はとても患者さんに説明しずらいものです。また、現状では場合によっては不正請求と指摘されるケース(私は持っていませんが、レーザーによるPcur等)もでてきて安心して自費を勧められない現状をなんとかして欲しいのです。

Subject:

[minnanosika:6859]      会員O      re6855

フォームの始まり

フォームの終わり  この会員Yさんの論旨に殆ど全面賛成です。私もこのような経営スタイル経営理念、保険診療に対するスタンスで行っています。昨年の改訂で私も真剣に悩みま した。私も歯医者を辞める覚悟をしました。もうお金のない家庭の子供の治療は出来なくなるのだろうかと思い、職員の前で不覚にも落涙しました。

  保険だけで食っていくことは絶対に不可能になってくることは明らかです。保険で採算が取れようが取れまいが国も国民も関係無いと思っているでしょう。自費 で採算を取ったり多角経営をしたりともかく何らかの方法で採算を取りそれによって滅菌もきちんとしなおかつそれを効果的にプレゼンテーションできたところ に患者が行けば良いと国も国民も思っているでしょう。そうやって今の歯科医院数が半分くらいになれば良いとみんな思っているでしょう。

 Yさんの仰るとおり、この会でよく語られる自費診療が悪であるかのような言動=歯科医からも技工士からも語られる=は私は納得していません。本当に先生の仰るとおり、自分こそは保険診療で国民のためを思って日々働いているのだという考えこそが、一種のパターナリズムだと言うことです。

 また、医療費の削減の6割 を、一割の歯科が引き受けたと言うことは、医療費の削減に於いては一律ではなく傾斜を付けて優先度を考えると言うことから考えればそれほどの不正義ではな いとみんな思っているでしょう。もちろん医療費削減の本体は老人とか終末期医療とかの問題ですから、まだまだこれからが本番でしょうが。

  子供と仮面ライダーの話しながら書いているので話に集中力が出ませんが、最近の悪い知らせは○○氏の当選だと思っています。これで少しばかり歯科の配点がましになり、歯科医師が少しばかり楽になってしまったら、改革はさらに遠のきます。

   これを言って良いかどうかまよいますが、敢えて言いますが、今歯科業界に早急に必要なのは、一日も早く歯科医療が崩壊することです。そうして大量の歯科 医師が失業し、スタッフの大量解雇が一日も早く起きることです。正気か?と思う方も多いでしょうが、歯科医療の崩壊が先に伸びれば伸びるほど、そのときの 被害は激甚なはずです。

 もう崩壊した方が良い頃です。なぜかって?おわかりでしょう。一日も早く歯科大学の大量倒産を引き起こすためです。大量の歯科医師の悲劇が白日の下に晒されることなくしては歯科医師数の適正化のための歯科大学の倒産・統廃合は絶対に起きないからです。この1年 間の国からの警告に対しても歯科界は歯科医師数適正化のための動きをまじめに始めていないのです。歯科医師の大量死なくして大学の統廃合は絶対に起こらな いことはほぼはっきりしたことだと思います。歯科医師という職業は今後当分、成ってもろくなことならない職業であると大衆に徹底的に周知されるまで、劇的 にかつ十分なだけ長期に悲劇が続かねばならないのです。

  しつこいですが、大量の歯科医師(及 び保険技工士)の悲劇が大衆に認知されることなくしては歯科医師数の適正化のための歯科大学の倒産・統廃合は絶対に起きないのです。別にやけくそで言って いるのではなくてかなり冷静に言っているのです。そのくらいこの業界は愚かなのです。レミングの大量死のような獣のような方法でしか数の適正化が出来ない のです。

 おそらくこういう発言には嫌悪感を持ったり無視したりという方が多いと思いますが、医療社会主義的な正論でいくら反論してみてもおそらく何の意味も持たないと思います。

 そうやって死屍累々たる歯科医師(とスタッフ)と歯科大学の屍の上にしか新しい歯科医療像はあり得ないでしょう。

Subject:

[minnanosika:6860]      会員Odesita      re68

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フォームの終わり私は当初から混合診療容認というか大賛成派なのですが、一言社会保障としての保険制度は絶対に必要ですし、そのコストは当然保証されるべきです。その上で歯科の特殊性を考えて急性期と慢性期の医療を分けて考えても良いのではと思います。

皆さんの議論は大変良いものだと思いますが、一つだけ納得がいかない点があります。議論の大前提は

「すべての歯科医の技術は歯科医学的に妥当である」という点です。

実際はどうでしょうか?  コストさえ合えば皆さん「ちゃんとした」治療が出来るのでしょうか?

もちろんここに居られる方は意識が高い方なので当然と感じられると思いますが、世間一般の歯科医にはどのように捕らえられるのでしょうか?

架空や不正請求は出来なくなると思いますが、これだけでは患者にとって何も変わらないと思います。

公正な第三者機関が常に評価してくれるのでしょうか?   この点はいかがお考えでしょうか?

Subject:

[minnanosika:6861]      会員S      re6860

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フォームの終わりコストは最低限の必要条件。

そして監視の目ですが、いつも言っているように他の分野の医療従事者 の目に歯科の仕事を晒すことだと思います。

なぜ第三者機関と言わないかというと、たとえば医療の経験の無い第三者の経営コンサルが経営を立て直す。。。

やはり合理化という切り捨てが平然と行われますよね。

医療側は経営としては甘いと言われようが、患者に対応したいわけです。

そこにはアメリカのような、金を払えなければ他に行けと言えない日本人医師の使命感とか

倫理観などの「感覚」があるわけです。

極論すれば「感覚」を受け入れないのが医療従事者以外の第三者となる恐れがあるということです。

北九州の生活保護問題にも見られるように「受けさせないための審査」 をどうやって防ぐのか。それが医療経験のない人たちに可能なのか。それが大きな問題だと思います。

各国の医療改革が失敗に終わり、回復も出来ないのは、この「感覚」を どうせ建前だとして扱ったからに他ならないのではないでしょうか。

イギリスなど「士気が回復しない」と表現されていますが、実は「国や国民が医療従事者に信用されなくなった」と私は解釈しています。

Subject:

[minnanosika:6862]      会員Odesita      re6861

フォームの始まり

フォームの終わりう〜ん経営や医療という意味ではなく「医学的に妥当か」という判断ですが・・・通常は歯科医師にしか判断できないと思います。手抜きで合っていないマージンと、技術が低くて合わせられないマージンは、患者にとって同じ意味です。

Subject:

[minnanosika:6864]      会員S      re6862

フォームの始まり

フォームの終わり医学的に妥当かという答えは保険においては答えが出せません。

というのは、それは保険で設定されているレベルの問題であって医学ではないからです。

保険は医学ではない!  ルールだ。

某県では有名な技官の言葉です。患者が可哀想だからとか、患者の都合なんて通用しない。ルールなんだから。

裁量権がないのとコストの範囲でやれという意味で言えば量産・不適合でも妥当と言えるのだと思います。

不正請求でないのならば。

たとえ想定外の感染を、リーマーの使い回しで起こしても保険ルール的に妥当です。

国が10円でFCKを入れろと言うのなら10円で箔のようなFCKを入れる契約をしたのが保険医である我々なのです。

ですから、国民に知らせ国民に要求させる必要があると考えているわけです。

Subject:

[minnanosika:6870]      会員Z      re68   ?

フォームの始まり

フォームの終わり> だから国民が歯科は要らないというのならば、受け入れます。

受け入れますね、そして生き残ってやります。

歯科医師削減の為、大学が定員削減を受け入れないのは、変わりようもありません。

エスカレーター制をとっている或る学校の話をします。

大過剰になるのが分かっているのにロースクールを設立しました。現在芳しい状況にはありません。

すると今度は薬学部設立です。将来的には半数が国家試験にて絞られるとのこと。

更に中高の段階で、「医歯薬進学コース」設立です。宜しいでしょうか、「医学」ではなくて「医歯薬」です。

歯科大学に限らず学校関係者の程度なんて、こんなものです。

医療の質に関して、くどかったら御免なさい。

@保険診療に関しては、「この国の平均値的な治療をして下さい、決して最高のものを望んだりはしておりません。だからルールに則って、特殊療養と判断されるものは御返還戴きます」、、、

 

これは幾人かの技官の言葉です。

 

Aひとつ、評価よりもニーズが上位にくる現状にあります。

B「医療は公共事業」との言葉が出ておりますので、例えば、道路の新設ならば、、、

Input : そもそもの予算

Output : 事業の実施量

Outcome : その道路新設に依って住民の利便性が如何程に高まったか?

 

医療関係者(此処では医科)

Input : 全人的な立場にて、QOLを重視する。

Outcome : QOLの向上

 

歯科(よく認められる話)

Outcome : 国民(患者といったほうが適切か?)の理想的な口腔環境

 

何が言いたいか分かりますか?Sさんは直ぐ分かると思う。話の噛み合わないことの理由です。

役人はうまいですよ。人には、この流れで押し付けて来るのに。自分たちに向かって来られると、疑問を呈する。

理念、理想で立ち止まっちゃダメですわ。

Subject:

[minnanosika:6872]      会員S      re6859

フォームの始まり

フォームの終わり私を知る人には意外かも知れませんが、私は会員Oさんとほぼ同意見なんです。

ただし歯科の水準を守る、あるいは上げるための保険縮小は反対なんです。どんなに薄まってもネ。

その部分の需要が今後広がるからです。無いよりマシの需要が。

保険は医療じゃない。ルールだ。という言葉の意味はココにあるんです。

つまり医療として満足出来なくても保険という水準のガイドラインがあるのだからその範囲で何とかしろということです。

アメリカのようなメディケアは日本人には受け入れがたいものです。

それは貧乏人の烙印であり差別されたとの感覚を持つからです。

今現在でも生活保護を受ければ良いわけで、それとの整合性の問題もあるでしょう。

保険医=善、自費=悪ではなく、最低限しか求められない人をどうするのかが最大の焦点となるべきです。

保険医登録が悪魔との契約で無いのならば、それを優先して考えるべきではないのか・・そう思います。

だからこそ知らせる事に意義があるんです。薄まったスープでいいのですか?

今や、なんのダシかも解りませんよーってね。

新興の歯科大学は総合大学になったり他の学部と合併していくでしょう。もうしてますね。

学生数も今がピークと見ています。

医大は人数が増えても臨床の現場に出ない人が増えるでしょう。内科医も減少が始まったらしい。

問題なのは徐々に自費が大学専売になっていく危険じゃないでしょうか。

六年前、ここに来た時、金融公庫に行きました。あまのにボロなんで改装のために。

最初にチラシに目を通し、開業ローンを見つけました。新規開業ローン(歯科以外)   明記されてたんですよ。

改装に使えそうなものを見つけて200あれば余裕とみて相談したところ、少なすぎるので他にどうぞと・・

400に増額して、他の担当者を狙って再挑戦。歯科じゃねーーーーーーーーーーーーーーーー。

とりあえず書類を提出してください。後日現場を拝見します。当日、スリッパに履き替えもせずにキッパリ。歯科には将来性がありませんから・・・・・・

私はその足でホームセンターに行き、床材をかって1月の寒さの中暖房なしで自力工事を始めたわけです。

この先、それでも、たとえ親が勧めても歯科医で開業の道を選ぶ学生が いるのでしょうか。

就職先もなく、開業も出来ず、親の医院で財産食いつぶして終わりじゃ ないでしょうか。

居抜きも施設基準の問題で難しくなる。

卒業して一年間試行錯誤して歯科の道を諦めるかハイクラスの技術をなんとか習得したけれど

開業の借金背負ったままドロンでしょう。

特に地方ほど資金力のある患者は古い歯科医院に抑えられてますから。次の世代はいませんね。

甘いかな。

ちまたの歯科医師数過剰問題は歯科医院数過剰問題と良いように混ぜて使われてるような気がします。

勤務医できりゃ開業しない人は沢山居るはず。

いまから勤務したい人も多いはず。保険分定額、自費は歩合の給料ならば保険点数は確実に減る。

まして保険医は準公務員で保険分は自治体や国からの固定給。自費は歩合ならば?

あたしゃ行くね。ここは夜逃げしてwさて、あしたも明後日も診療です。

Subject:

[minnanosika:6875]      会員G      re68

フォームの始まり

フォームの終わり皆さん勘違いされているようですね。

領収書は、保険診療で食っていけるかどうか、医院経営をどうするかという問題ではありません。自費だの混合診療だのとは別問題と思ってください。

しつこいですが、それ以前の問題を扱っていると言うことです。

領収書を明確にすることで、何かしてくれと言うことではありません。

歯科の現状を知ってもらうためです。そして議論してもらうためです。

歯科医師側が結論を出すのではありません。

ほんと私ってしつこいですね・・・

Subject:

[minnanosika:6879]     会員T      re6875  re6877

フォームの始まり

フォームの終わり> 皆さん勘違いされているようですね。

> 領収書は、保険診療で食っていけるかどうか、医院経営をどうするかという問題ではありません。自費だの混合診療だのとは別問題と思ってください

 

勘違いしながら議論を進めているわけではないと思いますよ。

Yさんの文章に混合診療と領収書の話題が歯科医院の経営とからんで出てきましたから、二つが平行して議論されていますが、混合診療の問題にしても領収書発行にしても、どうしても自院の経営とからんで考えざるを得ないのだと思います。いまは経営的にはそういう状況なのです。

混 合診療については、ここ数日、二木先生の文章(ML6878等)をいくつか上げましたが、混合診療の拡大・解禁は、必ず保険の縮小に繋がることをきちんと 理解しないといけません。つまりそれは、国民皆保険の後退でもあるのです。今の保険の守備範囲を維持しながら混合診療の拡大・解禁がされることはありえま せん。それを理解せずに混合診療を考えると、都合の良いほうにしか考えがいきませんから注意が必要です。

しかも、混合診療解禁で経営が幾分でも良くなるというのも、一時的なものでしかない可能性が強いのです。

 

Subject:

[minnanosika:6884]     会員G      re6879

フォームの始まり

フォームの終わり> 勘違いしながら議論を進めているわけではないと思いますよ。>

> Yさんの文章に混合診療と領収書の話題が歯科医院の経営とからんで

> 出てきましたから、二つが平行して議論されていますが、混合診療の問

> 題にしても領収書発行にしても、どうしても自院の経営とからんで考え

> ざるを得ないのだと思います。

> いまは経営的にはそういう状況なのです。

 そうですか。議論が咬み合っているのなら良いですが

領収書は経営とは直接は関係がないと思います。(間接的には全ての事象が関係するでしょうが)医療安全は経営以前の問題だと思うのですが、私が勘違いしてます?医療安全と経営を直結するとそれは中国の様相と同じになります。

「毒物や偽物を扱うのは経営上の問題だ。自分たちが食べて行くには仕方のないことだ。」

何故か歯科からの言い分はそのようなレベルに聞こえるのは私だけでしょうか?

 本来は医療安全が確保されることが当然のことであり、経営云々はそれが達成されてからの話しではないですか?

 ミートホープ、白い恋人など、会社経営が苦しいという言い訳が全く意味がないのと同じではないですか?

 彼らと違うところは、最低限の安全確保のための価格を国によって決定されている。そしてその価格が不当に低いことだ。ということです。

  公共事業の競争入札でも不当に低いものは安全を担保できないとして排除されますが、なぜ歯科医療はそのような価格が排除されないのか?

その理由は簡単です。専門家である歯科医師が「安全を担保できない」と言わないからです。

 ミートホープや白い恋人もそうですが、国民は安全は確保されていると信じていますし、当然のことだと考えているのです。歯科医療もそのように信じているはずです。だとしたらその誤解を言わずにおいた責任を問われるのは歯科医師です。

 その責任を最小限にするためにやらねばならないことは、このことをしっかり国民に伝えることです。そしてそれをハードではなくソフトランディングにするために分かり易い領収書を発行するのです。

もはや言わずに済ませられる方策があるのでしょうか?

 さて、ここに混合診療という議論が出てくるのでしょうか。

「最低限の安全確保は、自費診療分で補いましょう。」というのですか?

良く聞く話ですが(今も議論の中にあるようですが)

「保険ではまともな診療が出来ません。だからそれをお望みなら自費でやりませんか?」

これを国民の前に立って言えますか?

歯科医師がそれを言うならば、国は堂々と公的歯科医療費を削減するでしょう。

「歯科医師が保険を軽視しているのだから」と・・・

 

Subject:

[minnanosika:6876]     会員U                   明日

フォームの始まり

フォームの終わり12 日からの議論、いいですね。今、会員Y氏から始まっている議論。そして領収書発行について。これ、とても重要な論点なんです。できるなら普段ROMってい る全員に簡単でいいから考えを聞かせていただきたいところ。乱暴にタイトルを付けるなら「明日」です。「描きたい」「描かざるを得ない」我々の明日につい て些細な枝でも大きな絵でも、ちょっといい機会だから書いてみませんか?2ちゃんのスレにも少し書きましたが、基本的に僕にはやりたい治療があって、その ある部分は(評価が著しく低くても)保険で診療が可能である部分は保険で認められない(もしくは評価ゼロ)である。でも保険に関係なく、やりたい治療は厳 然として目の前にある。で、どうするか?

現行の制度は甚だしく不自由ですね。一日で抜歯してT−condして保険外の暫間義歯を装着して。これ、駄目なんですよね。保険と保険外の治療を同時に行うこと。

根管治療して別の歯をエクストルージョンする。P病名が付いていない患者にディスタルウェッジオペする。

とりあえず、もう少し風通しのよいシステムに改変することは不可能ですか?そんな話題でも皆さん書いてみませんか?

Subject:

[minnanosika:6877]     会員omu      re6876      Re: 明日     

フォームの始まり

フォームの終わり 会員Sさん      私もその気持ちはよくわかります。

保険を軽視するつもりは全くありませんし、私が混合診療を推す理由は弱者切捨てではないのです。

「生活保護を受ければよい」と言う発言はあまり感心しませんが、公的医療機関等で<<基本的な>>医療を所得に応じた負担で受ける制度を構築した上での混合診療です。

歯科医師が過剰なのはわかりきったことで、患者のために今の制度の中で金額的に「正当な」評価がなされた時、せっかく得た予算が単に既得権の保護に回り、患者に還元されない点を心配しています。

一般の歯科医はここの皆さんほど意識は高くありません。この状態で新卒数を絞ればますます既得権を強化します。

そしてますます歯科は地位を落とすでしょう。

患者のために既得権を剥奪するぐらいのシステムを構築すべきと思います。

混合診療が導入されれば市場経済になります。そして「患者のため」にならない医療や歯科医は選別されます。

「患者のため」は歯科医から見た正当な技術とは限りません。

Yさんの発言にもあったように、需要と供給です。  そのように考えてはいけませんか?

Subject:

[minnanosika:6879]     会員T        re6877

フォームの始まり

> 混合診療が導入されれば市場経済になります。そして「患者のため」にならない医療や歯科医は選別されます。

混合診療が導入されれば市場経済になります。そして、「歯科医院のため」にならない患者は選別されます。・・いいのでしょうか?

 

領収書については、コストを公開しても何の意味もないとの意見もあるようですが、そういわれる方も多分本音は、経営の圧迫要因になってしまうのでしないほうが良いんだ・・というところではないかと思っています。

この領収書発行も。もし今から10数年前の幾分かは余裕のある時代に出てきたなら、展開も違っているでしょうね。でも、今はどこも経営大変ですから。

内容の分かる、コストの分かる領収書発行も慎重に進めないといけません。歯科バッシングに繋がる可能性は十分にあります。

リーマーの滅菌にしても、「点数がコストを反映していないから滅菌していない」では、それこそ批判されるだけです。患者の感染より医院の経営のほうが大事なのかと。

「点数がこれだけしかないのに滅菌しているから、経営できない」というのとは大きな違いです。

どうでしょう。リーマーを滅菌している歯科医院全国でどれくらいの割合でしょう?実際には、薬液消毒が一番割合としては多いのではないのでしょうか?

現実を良く把握しながら、慎重に、でも、後手に回ってはいけないとは思います。

情報を公開せずに、それが明らかになったときのほうがダメージは比べ物にならないくらい大きいのは、「白い恋人」などでも明らかですからね。

Subject:

[minnanosika:6880]     会員S      re6877Re: 明日      

フォームの始まり

フォームの終わり生活保護を受ければいいと言うのは国の言い分としてありうる・・とい う意味です。

生保になってしまえという意味ではありません。

生活保護を受ければ良いと言っておきながら生活保護も実際には受けさ せない。

こっちは自治体で数が増えては困るから。

話はそれますが以前、ご飯に生卵を掛けて生活保護を打ち切られた事例 がありました。

贅沢だからと。新宿だったかな・・。北九州市は生活保護抑制の実験場とTVで言ってましたが、保険歯

科医療の神奈川は実験場というのと全く同じで驚きました。

ようするに別の予算枠に患者を丸投げしてくる事も考えられるんです。

所得が二極化してくると、少ない高額所得者に混合診療、低所得者には 現行通りとしても効果は薄い事になります。

低所得者よりも生活保護の方が所得が高い現状では制度としての整合性 も保てない。

自民政権が続けば生活保護の予算削減と母子家庭の補助削減も話が出て ましたから、そうなると何処かで人数の増える所の医療費を削減する方向に進むと思いませんか?

増えるのは高齢者だけじゃなく低所得者と生活保護世帯なんです。

したがって医療費の削減対象として狙われるのはココになるでしょう?

この層には混合診療は受け入れようが無いとなると、やはり均等に範囲 を削減してくる公算が高いのではないでしょうか。

もはや居ないと言われる中間所得者層も対象とした大胆な「範囲の削減」または「コスト割れしようが責任押し付けの点数削減」「保険医療機関の削減」しか方法はないでしょう。

混合診療は上限の制限を行うのが目的での「保険の拡大」の建前として の導入しか使い道はないのでは?

 

歯科医師数は過剰です。そして歯科医院数も過剰です。

でも医療機関が増えると医療費が増えるという理論に関してして論ずる時、問題になるのは

歯科医師数ではなく医療機関数が問題なのではないでしょうか?

定員削減はトヨタに車の製造を制限しろと厚労省が言うのと同じでしょ う。

一番遠回りに思えます。

 

 >「正当な」評価がなされた時、せっかく得た予算が単に既得権の保護に回り、患者に還元されない点を心配しています。

ここで出るのがいつも言ってるディジーズマネージメントです。

オンライン化に伴う、検討中の領収書と技工MLに出してある「契約書機能付き技工指示書」です。この3者が同時に開始されれば、テキトーにやって儲けだけ増やす事は難しく、嫌でも患者に還元される部分に納得出来るかと思います。

 

 >混合診療が導入されれば市場経済になります。そして「患者のため」にならない医療や歯科医は選別されます。

ここが解らない所です。

私は薄まったスープであっても需要があると思っていますし、それが薄まったスープである事を正確に伝える必要があるという意見です。

その上で、それ以上を望むなら、その声は患者自身に出させるのが効率的だと思うわけです。

盆休みなしの急患攻めでフラフラなんでまとまり無くてごめんなさい。

Subject:

[minnanosika:6882]     会員Y           自分の主張を整理してみました。 

フォームの始まり

保険点数の大幅な増加は望めない。

歯科医師数の増加は診療所の増加を招く。

結果として保険診療だけでの採算維持は不可能。

採算とるためには自費診療を増やす必要がある。

自費は保険診療を置き換える物ではなく、あくまでも新たな需要を掘り起こすような新しい物が望ましい。

現状の保険診療制度は皆保険制度が建前であるが、歯科は実質的な混合診療。

このような本音と建前を使い分けるような制度を維持しているのも保険点数が上がらない、上手く患者さんに説明できない原因と考える。その解消をするために混合診療の導入は賛成

保険診療の範囲は現在の状態を維持するのが望ましいが、時間的な余裕を持って段階的に縮小されるなら良しとする。

保 険制度を維持するため、また自 オンラインかつリアルタイムの請求。ただし訂正データの送信機能が必須(赤伝票)定期、及び、不定期の抜き打ち監査  コ ストを公開することで、患者さんを味方につけて、結果として保険点数の増加が起きるという戦略は危険だと思うし、実現性が乏しい。

コストを公開する場合は、保険診療単独では採算割れしているが自費があることで採算あっていることを公開すべき、その上で患者さんに判断してもらえば良い。保険診療というのは疾病治療である。

我々の保険医の使命は疾病を治療することであり、究極の姿は治す疾病が無くなることである、事実、多くの努力により齲蝕は減少傾向にあり、いずれ歯周病も減少に転ずるはずであり、将来的には保険診療は縮小されることはその点からも避けられない。

生き残るには疾病治療だけでなく、生活を豊かにするものにシフトしていかなければいけない。

一部の高額所得者層だけが自費を選択するというのは明らかな誤り、だれでも良いものを求めている。また、現在の歯科治療は決して高額なものではない。ごく普通の人なら他に何かを少し我慢すれば手に入れられる範囲のものである。

保険診療というものに対する私の捉え方ですが、正直なところ、保険に甘えていました。点数が上がらないので苦しい、それは制度が悪いのだと人のせいにできるのをいいことに、自己の努力を怠ってきた。まともな設備投資もしない、保険で決まった書類しか発行しない、掃除も段々行き届かなくなって薄汚れてくる。自分もやる気

を失って診療自体が苦痛になる。点数にだけ敏感になって本当に患者さんが求めているものがわからなくなる。

はっきり言って負のスパイラルに入っていました。

自 費を増やそうと決意をすると、不思議な事に物事を前向きに考えることができるようになりました。まだまだ金銭的にはきついですが、マメに掃除をするとか、 患者さんの話をできるだけじっくり聞くようにするとかという日常の些細な変化が出てきています。結果として明らかに保険点数を維持したまま、自費が上昇し ています。

そして何よりも診療が楽しい!これが一番でしょう。

 しかし、特別に自費に誘導しているわけではなく、むしろ、自費の負の面もしっかり説明した上で選択してもらっています。用意する資料や書類は保険診療の倍以上になりますが、むしろ楽しんで作成しています。

 今の患者さんは消費者として非常に賢くなっています。自費を増やすには保険以上の情報公開が必須です。保険程度の資料出しに四苦八苦しているようでは、厳しいと思います。実態としての清潔さや感染予防の充実にも費用をかける必要もあります。

技工士さんの名前や経験なども公開する必要があるでしょう。

そして、結果にも責任を持たなければいけません。保険診療の最大に悪い点はそこでしょう。保険診療は行為に対して評価していましたが、それがための再治療の多さは常々指摘されているところです。

今後どうなるかは、はっきり言ってわかりません。でも保険診療部分は相対的に縮小することは避けられません。実質的な混合診療状態である今のうちに財務内容を改善しないと低所得者や生活保護の方を守ろうと大義を掲げても絵に描いた餅しかならなくなると思います。

いいじゃないですか、国がやってくれないなら赤ひげとなって利益を自分でそのような人々に還元すればいいんです。それ位の気概は持ちましょうよ。

制度を変えるということは非常に大変ですし、長期的には良いことなのかもしれませんが、それを待ってる余裕はありません。

保険だけでなんとかするんだというのは自由ですが、同じように自費を拡大していくという選択も自由です。

私は後者を選択しました。保険制度が今後どうなろうと対応できるだけの余裕ができるように努力します。その結果、閉院に追い込まれたとしてもそれは自分の努力が足りなかっただけで、制度や国を恨むことはしません。

カッコつけた言い方かもしれませんが、それがプロフェッショナルというものではないかと思うのです。

Subject:

[minnanosika:6883]     会員M      re6882

フォームの始まり

 「国がやってくれるか、やってくれないか」は、ひとえに歯科医師が国民にとって、必要かどうかにかかっております。

 これを組織として国民の皆様と共に運動していかなければならないのです。個々人の力では限界がありますので、組織として「保険で良い歯科医療を」の運動を推進していかなければなりません。

 歯科医自身が混合診療を推進して欲しいというような要求を政府に出すような動きに荷担することは、歯科医療費を抑えたいという政府の施策に協力する事になり、自らで自らの首を絞める事に繋がります。

 自費で不当に高い料金設定をし、儲けすぎた分を低所得者や生活保護の方に回すなど前時代的考えで、生活保護の方や低所得者の医療や歯科医療を守るというのは、明らかに政府が政治の責任で行うべき施策であります。

 保険は保険として自己完結する。つまり採算のとれる制度でなければなりません。自費は、未だ技術として完結していないインプラントやゴールド床の義歯など患者さんが特別に要望される材料を使用した場合など特殊なものに限られるべきでは、ないでしょうか。

Subject:

[minnanosika:6885]     会員G      re6882        フォームの終わり会員会員Mさんの意見に同意します。

フォームの始まり

 会員Yさんの意見は歯科医師の立場から見れば私もうなずけるところが多いのですが、それは歯科医の身勝手と映ってしまう可能性が高いと思います。

 私たちの議論はもはやコップの中でするものではありません。コップの外に対して議論しなければならないのです。

 果たして多くの国民は混合診療を積極的に望んでいるのでしょうか?

お金さえあれば自費でやりたいのでしょうか?

 保険ではまともな治療が出来ないと歯医者さんから言われたから、というのが実態ではないでしょうか?

 ま、個々のレベルではこういうのもアリでしょうが、制度論議でこのような論理が通用するでしょうか?

 そもそも日歯は点数改定のたびに「これで出来ます」と受け入れているのです

から、保険ではまともに出来ないと歯科医師は未だかつて(公式には)言ったことがないのです。

 いや、かつてそのような主旨の発言を行い、医師会から非難されたことがありましたね。そして保険を軽視し自費に走りましたが、結果として歯科110番によって信頼を失墜させましたね。結局自費でもまともにやっていなかった・・・

 時代が違う、今はそんなことにはならないという理由だけで、同じ轍を踏まないと主張しても、(歯科以外の人間は)だれも信用しません。

 しつこいですが、コップの中の議論ではなく、外の国民に対して言える議論をしませんか?

 

> 保険診療というものに対する私の捉え方ですが、

 保険制度を決めるのは歯科医ではなく国民のはずです。

 

>  今の患者さんは消費者として非常に賢くなっています。自費を増やすには保険以上

> の情報公開が必須です。保険程度の資料出しに四苦八苦しているようでは、厳しいと思います。

 これが保険では出来ない理由は何ですか?保険でもしっかり資料を出してくれないのですか?

 

> 結果にも責任を持たなければいけません。保険診療の最大に悪い点はそこでしょう。(中略)

> 今後どうなるかは、はっきり言ってわかりません。でも保険診療部分は相対的に縮小することは避けられません。

 保険だろうが自費だろうが、責任は取らねばなりませんし、責任の取れないことも等しくあります。

 これは保険制度の問題なのでしょうか?確かに低点数、低評価も一因でしょうが、コップの外から見れば一番の問題は歯科界のモラルなんです。

 歯科の保険制度が縮小されていくのは実は歯科界のモラル低下が最大の原因であるはずです。

 歯科界が高いモラルを維持しているのなら、「こんな点数ではまともに出来ない」という主張は聞き入れられると思いますが、低モラルの業界が言っても通用しません。あげくの果てに自費に走れば、ますます信頼が失墜するのは間違いないでしょう。

 ここに書き込まれている人達は皆さんモラルが高いと予想しますが、しかしこれは個々の問題ではなく、業界のモラルであることを認識し、まだモラルを維持できている人達が先導して行かねばならないと思います。

Subject:

[minnanosika:6887]     会員U      re68 ?

フォームの始まり

フォームの終わり歯科医師過剰については反論の余地はございません。  仰せのとおりです。

歯科の総枠を増やせとは歯科医師からは言えないでしょうけど、アメリカのイラク関連の日本の後方支援で

30兆円負担の数字,インドに円借款をみると、医療や年金などの社会保障が増えることは悪であるという政府の主張は納得できません。

歯科が自費診療に依存しなければ経営が成り立たない状態は、医療の継続性公共性からいって好ましいことではありません。きちんと議論しないと国民の理解は得られないでしょうね。

Subject:

[minnanosika:6891]     会員Y      re6885

フォームの始まり

>  歯科界が高いモラルを維持しているのなら、「こんな点数ではまともに出来な

> い」という主張は聞き入れられると思いますが、低モラルの業界が言っても通用

> しません。あげくの果てに自費に走れば、ますます信頼が失墜するのは間違いないでしょう。

 

モラルだけではレベルの維持が難しいことは他の業種が示しています。そのために新しい会計制度が導入されたり、公取の権限が強化されたりしているわけです。

それにより強制的な透明性の確保とコンプライアンスの確保をしていくというのが大きな流れになっています。

公金を扱う場合はもっといろいろな規制がなければモラルの低下がひどくなることは歴史が示しています。

歯科だって同じでしょう。

何度も言いますが、私は保健制度の維持のためにも保険制度はもっと検証可能で不正の入る余地のない制度にすべきであって、その上に混合診療が導入されるべきだと主張しています。

内 容のわかる領収書は当然のことです。保険に関しての技工は国内で行うことが確実なように廃棄物の管理に使うようなマニュフェストを導入してトレーサビル ティを確保すべきです。金属も個々の医院が購入するのではなく、金属を現物で支給すべきです。私は当初より、書類の発行は歓迎すべきことだと言っていま す。

保険治療の証拠を残すための様々な書類の発行は当然です。

カルテだって今のような何の症状も書いていないようなカルテがまかり通るがおかしいのです。わかりやすい領収書を発行するのに加えて患者さんと共有する開かれたカルテを作成したらどうでしょう。少なくとも私はいつでも完全に公開可能なカルテを書く事を実践しています。

今の患者さんに単純に自費を勧めてもハイそうですかと受け入れてくれる方はいません。保険診療もしっかりやり、確固とした信頼関係が構築されて初めて話を聞いてくれるのです。

でも、ここの皆様の最初の主張は、時間をとられる紙だしは反対、領収書がなんで必要なんだ、裁量権がせばまるガイドラインの遵守に反対だと主張していませんでしたか?オンラインに関してもとても否定的です。

業界としてのモラルうんぬんで保険治療のレベルの確保をいうなら、上記、あるいは私の前回の書き込みのように、様々な方法で検証可能な制度にしなければいけません。

補管、多いに結構、実際2年で再製になるケースなんて保険の治療でも稀です。

修復や義歯、歯周治療に対しても治療結果に責任を持つを主張するなら補管と同じような実質的な保証制度を積極的に認めるべきです。

でも、歯周の3ヶ月の縛りは厳しいとか義歯の半年以内の再製を認めないのはおかしいという議論が起こる。

神奈川県方式は異常だという。でもフリーライダーを排除しレベルを維持するには神奈川県のような厳格な制度が必要です。  とても矛盾していませんか?

Subject:

[minnanosika:6892]     会員S      re6891

フォームの終わり

神奈川方式は厳格ではありませんよ?青本にもない内容を資格のない人が内部ルールとして作っているのですから。

しかも歯科医師会だけに通知し、遡って査定です。青本で認められている事も突然ダメになります。

明らかな違法行為が神奈川方式です。

Subject:

[minnanosika:6893]     会員G      re6891

フォームの始まり

フォームの終わり> モラルだけではレベルの維持が難しいことは他の業種が示しています。そのために新

> しい会計制度が導入されたり、公取の権限が強化されたりしているわけです。

> それにより強制的な透明性の確保とコンプライアンスの確保をしていくというのが大 きな流れになっています。

> 公金を扱う場合はもっといろいろな規制がなければモラルの低下がひどくなることは

> 歴史が示しています。 歯科だって同じでしょう。

> 何度も言いますが、私は保健制度の維持のためにも保険制度はもっと検証可能で不正

> の入る余地のない制度にすべきであって、その上に混合診療が導入されるべきだと主張しています。

 

そうです。だから内容の分かる領収書がまさに「透明性の確保とコンプライアンスの確保」に繋がると考えています。不正をかなり排除できるシステムです。

 

> カルテだって今のような何の症状も書いていないようなカルテがまかり通るがおかしいのです。

まかり通っていないと思いますが・・・当県の個別指導では厳しく指導されています。

「症状記載がなければ治療根拠が分かりません。極端かもしれませんがそれは医療行為とは認められず、傷害罪になりますよ。」

 

> でも、ここの皆様の最初の主張は、時間をとられる紙だしは反対、領収書がなんで必

> 要なんだ、裁量権がせばまるガイドラインの遵守に反対だと主張していませんでした

> か?オンラインに関してもとても否定的です。

シンポジウムを経て、私たちは変わりました。私たちが如何にコップの中しか見ていなかったかを思い知らされました。

 

> 業界としてのモラルうんぬんで保険治療のレベルの確保をいうなら、上記、あるいは

> 私の前回の書き込みのように、様々な方法で検証可能な制度にしなければいけません。

> 補管、多いに結構、実際2年で再製になるケースなんて保険の治療でも稀です。

> 修復や義歯、歯周治療に対しても治療結果に責任を持つを主張するなら補管と同じよ

> うな実質的な保証制度を積極的に認めるべきです。

> でも、歯周の3ヶ月の縛りは厳しいとか義歯の半年以内の再製を認めないのはおかしい

> という議論が起こる。

 

 しつこいようですが、医療行為に結果責任(成功報酬)を持たせることに私は反対です。

 それを行っているアメリカでは、歯牙の保存率は低下し、そのおかげでインプラントが発達したのですから。

 何度も言ってますが、私はこの制度論議に治療技術、治療レベルの話はしていないつもりです。私の言っている「モラル」とは不正請求を行ったり、患者を騙して自費に移行したりする歯科医師の存在です。

  「保険だろうが自費だろうが、責任は取らねばなりませんし、責任の取れないことも等しくあります。」と私は書きました。自費だから責任があり保険だと責任 がないという考えもおかしいと思います。医療行為である以上、医療ミスは素直に認めて賠償する必要がありますが、正当な医療行為の結果に対して責任を追及 することは不必要であると考えます。

 もし成功報酬、結果責任という考えを日本の医療に導入するならば、まず第一に応召義務を解除してからの話になります。広義の応召義務は医療行為全体を指して言いますが、保険医としての応召義務は狭義の意味になります。

「保険医療機関として届けている以上、健康保険証を明示した患者さんに対して、保険診療が可能な治療行為を自費診療で行ってはならない。」

 実はこれが非常に重要なポイントなのです。これを踏まえて混合診療の話をしないと大変なことになります。

 ですからYさんの歯科医師としての理念には大変尊敬しますし、その姿勢は見習うべきと感じますが、自費診療について言えば厳密には療担規則違反です。

 「保険でまともに出来ないと考えているのならば、保険医を辞退して全て自費で行ってください。」となってしまいます。

 自費診療、混合診療、成功報酬、結果責任といったことを議論するということは上記の療担規則、保険制度の理念を変えることを前提にしなければ意味がないことになります。

 

> 神奈川県方式は異常だという。でもフリーライダーを排除しレベルを維持するには神

> 奈川県のような厳格な制度が必要です。

> とても矛盾していませんか?

神奈川県の状況はフリーライダーの排除とは全く違う次元の話です。

Subject:

[minnanosika:6894]     会員G      re6893        療担規則と混合診療について      

フォームの始まり

フォームの終わり今一度、皆様に再確認をお願いします。混合診療、自費診療を簡単に言われることがありますが、

 

> 「保険医療機関として届けている以上、健康保険証を明示した患者さんに対して、

> 保険診療が可能な治療行為を自費診療で行ってはならない。」

 実はこれが非常に重要なポイントなのです。これを踏まえて混合診療の話をしないと大変なことになります。

根拠

青本p.377 療養担当規則

 第18条(特殊療法等の禁止)

 第19条(使用医薬品及び歯科材料)

青本P.398 療担規則の留意事項(抄)

 3,特殊療法等の禁止(第18条)および使用医薬品(第19条)関係など

 

 金属床やフッ化物局所応用、小窩裂溝填塞などは保険外併用療養制度(昔の特定療養費制度:特療)によって定められていますので、この届出を行った保険医療機関は自費診療を行うことが出来ません。

  届出を行っていない保険医療機関は自費診療が出来ます。その場合「当院では届出を行っていないので自費になりますが、制度をご利用になりたい場合は届出を 行っている医療機関を受診してください。」と言わねばならないんですね。(そこまで言うんかい!って思いますが、厳密には・・・)

 保険医療機関ではない全くの自費オンリーの歯科医院ならば上記説明は一切不要ですが、保険医療機関である以上保険制度を優先する義務があるのです。

Subject:

[minnanosika:6895]     会員G      re6893      Re: 療担規則と混合診療について   

フォームの始まり

フォームの終わり自己レスですが 関東の某技官が「歯科は保険、自費を含めたトータルで利益が出ていれば良い」

といった主旨の発言をしたとのウワサを耳にしていますが、先の療担規則の理念を考慮すると、逆にこれは保険医療指導官の発言としては不適切なわけです。

 保険出来ることは拒否できないのですから、保険診療で完結することが前提にならなければおかしいのです。

Subject:

[minnanosika:6897]     会員U      re6891

フォームの始まり

フォームの終わり>何度も言いますが、私は保健制度の維持のためにも保険制度はもっと検証可能で不正

>の入る余地のない制度にすべきであって、その上に混合診療が導入されるべきだと主張しています。

不正とはなんですか?技官のいう不正ですか?

患者さんのためになることでも、保険のルール、療担規則では不正になることもあります。

歯冠修復欠損補綴に限って、保険と自費の同時(同日)請求を認めています。

 (自費の補綴物セット、P処の保険請求はOK

インプラント、矯正処置の保険同時請求は認めていないはずです。

保険医は療担規則と善官注意義務で身動きがとれないのです。

Y先生この辺、理解されてますか?

 

>カルテだって今のような何の症状も書いていないようなカルテがまかり通るがおかし

>いのです。わかりやすい領収書を発行するのに加えて患者さんと共有する開かれたカ

>ルテを作成したらどうでしょう。少なくとも私はいつでも完全に公開可能なカルテを

>書く事を実践しています。

患者さんにはOKでも技官がみたらはねられる可能性があります。

日本の保険カルテ記載のしばりは先進諸国の中では異常です。

 

>でも、ここの皆様の最初の主張は、時間をとられる紙だしは反対、領収書がなんで必

>要なんだ、裁量権がせばまるガイドラインの遵守に反対だと主張していませんでした

>か?オンラインに関してもとても否定的です。

グレーゾーンを残しての紙だし、領収書に関して反対です。

今の制度で点数で、Y先生の主張がすべて認められたら国、技官はウハウハでしょうね。

 

>業界としてのモラルうんぬんで保険治療のレベルの確保をいうなら、上記、あるいは

>私の前回の書き込みのように、様々な方法で検証可能な制度にしなければいけません。

>補管、多いに結構、実際2年で再製になるケースなんて保険の治療でも稀です。

>修復や義歯、歯周治療に対しても治療結果に責任を持つを主張するなら補管と同じよ

>うな実質的な保証制度を積極的に認めるべきです。

保証とはなんですか?金銭的な補償ですか。

無償でやりなおすことですか?自分は軽々しく患者のまえで保証しますとは言いません。

自分は神様ではありません。インプラント100本処置すれば23本失敗はあります。

もちろん責任をもってやり直しますが、患者に明らかに責があれば、ある程度の負担はしてもらいます。

Subject:

[minnanosika:6898]     会員Y      re6893

> 見習うべきと感じますが、自費診療について言えば厳密には療担規則違反です。

>  「保険でまともに出来ないと考えているのならば、保険医を辞退して全て自費

> で行ってください。」となってしまいます。

>  自費診療、混合診療、成功報酬、結果責任といったことを議論するということ

> は上記の療担規則、保険制度の理念を変えることを前提にしなければ意味がないことになります。

 

実態として自費治療が認められているのに、建前が皆保険だから矛盾が起きているんじゃないでしょうか?

明らかに保険診療では行えない自費治療があるわけですし、何もダマして自費に誘導しているわけではありません。保険の前装冠と最新のセラミック冠を実際にお見せしてどっちが良いと思いますか?と聞けばほぼ100%後者を選びます。良いもはやはりいいんです。しかし、治療を受けるかどうかは費用の問題があるわけです。

私はインプラントはしていませんが、インプラントも経験を積んだドクターが行えば好成績を残していることは今や常識です。

歯科として業界を発展させ、国民皆保険を本当に目指すならば、医科と同じようにこのような新しい技術を保険に導入すべきです。それをせずに保険で良い治療をといっても何か釈然としません。

 

それが出来ない現状で、自費治療を無理無く行える環境を整備するには現状を肯定し混合診療を認めるべきです。

もちろん、療担規則は混合診療が前提なら変えなければいけませんし、変わるのが当然でしょう。

Subject:

[minnanosika:6899]     会員G      re6898

フォームの始まり

フォームの終わり> 実態として自費治療が認められているのに、建前が皆保険だから矛盾が起きているんじゃないでしょうか?

> 明らかに保険診療では行えない自費治療があるわけですし、何もダマして自費に誘導

> しているわけではありません。保険の前装冠と最新のセラミック冠を実際にお見せし

> てどっちが良いと思いますか?と聞けばほぼ100%後者を選びます。良いもはやはりいい

> んです。しかし、治療を受けるかどうかは費用の問題があるわけです。

> 私はインプラントはしていませんが、インプラントも経験を積んだドクターが行えば

> 好成績を残していることは今や常識です。

 明らかに認められているのは51年通知の歯冠補綴のみです。これだけは例外として保険治療(根管治療)以後の保険外治療を認めています。 それ以外で行える混合診療は原則として無いはずです。

インプラントなどは最初から自費診療のみですから、問題ありません。

これに関わる治療も全て自費になるはずです。

 

> それが出来ない現状で、自費治療を無理無く行える環境を整備するには現状を肯定し

> 混合診療を認めるべきです。

> もちろん、療担規則は混合診療が前提なら変えなければいけませんし、変わるのが当

> 然でしょう。

 ですから、それをコップの外で議論しましょう、というわけです。

歯科医がいくら叫んでも誰も聞いてくれません。身内の傷の舐め合いに過ぎません。

 自費診療を行えるようにしませんか?と国民に問うてください。

ただし、私は現状では問いたくありません。

ちょっと語弊のある言い方になりますが、歯科界が国民に対して正直ではないか

らです。やるべき事をせずに要求するに等しいからです。

 私がやろうとしていることは、歯科の現状を正直に話すことです。

安全すら確保しがたい状況を公開することです。例えそれが歯科バッシングに繋がるとしても、その覚悟をもって行わなければ今後の歯科の未来は無いと考えているからです。

 歯科において情報を公開できない理由は何ですか?

この問いかけに対して、コップの中ではなく外に向かって答えねばなりません。

私にはその答えが見つかりません。だから公開するしかないのです。そしてその上で議論をしたいと考えています。議論を重ねたうえで、保険診療の限界が明らかになれば混合診療、自費診療について国民側から答えが出てくるでしょう。  私たちが答えを出すのではありません。(しつこいね〜^^;

 

Subject:

[minnanosika:6901]     会員M      re6898

フォームの始まり

>それが出来ない現状で、自費治療を無理無く行える環境を整備するには現状を肯定し混合診療を認めるべきです。

>もちろん、療担規則は混合診療が前提なら変えなければいけませんし、変わるのが当然でしょう。

 

  それが出来ない現状だから、混合診療という論理では、怠慢な官僚の思うツボです。

 出来ない現状を出来る環境に改善するのが、我々の務めであり、保険でMBを採算のとれる点数で認めさせるべきでしょう。

  今やMBや金属床は、自費で行うべき特殊な技術ではなく、当然保険で取り入れられるよう要求する権利が国民にはあるべきでしょう。

  医科では、保険でなかなか認められなかった薬剤も技術も国民的要求で認可されるスピ−ドも早くなってきております。

  そして年々、医療費の内、歯科の占める割合が減少しております。

  医科では、少々一部負担金が増加しても、受診率は低下しにくいのですが、歯科では、明らかに低下する傾向があります。

  将来仮に歯科で補綴が保険に適用されなくなったならば、根充して冠を被せないまま放置され、歯牙が破折して、抜歯しなければならない事態も多くでてきましょうし、抜歯してブリッジや義歯を入れない所謂「歯なし」の方も増加しましょう。

  事実、派遣労働者やフリーターで保険証を持たないで来院される若者の口腔内は、悲惨なものがあります。

  技工士さんも保険では採算のとれる仕事は出来にくいと殆ど悲鳴状態のようですが、保険で正当な技工料を請求いただける診療報酬の改訂を要求して、運動を強化しなければなりません。

Subject:

[minnanosika:6904]     会員Z     

フォームの終わり

旅先で14日の読売新聞朝刊を読みました。鈴木さんの署名のあった時のもの。

結局あのような流れで来るのでしょうが、同じ紙面に小松秀樹先生のインタビューも載ってましたね。あの最後の言葉以外に実は解決法も認めないのかも知れませんが。

医療安全対策に就いて、今一度確認をします。

「医 療の質を上げる」と言いますと、どうしても歯科の場合は自由診療や混合診療の問題に話が流れがちになりますが、「医療の質を上げる」というのは、先ず第一 に過誤を減じる、安全性を確保するということです。李先生の書物あたりに詳しいですが、アメリカあたりは国が率先して「医療の質を上げろ」すなわち「安全 性を担保せよ」と言っているようです。社会的に医療を提供する国と「良くて民間保険」の国と、その前提に差異はありますが、

我々が国に「医療の質を上げろ=安全性を確保せよ」と訴えるのは、当然でありますし、 責務であるともいえます。

勿論現状「評価」する気も無いでしょう、点数表の張替えで対応でしょうか?

さて、私たちに出来ることは?兎も角の責務は?

Subject:

[minnanosika:6905]     会員G      re6904

フォームの始まり

フォームの終わり> 「医療の質を上げる」と言いますと、どうしても歯科の場合は自由診療や混合診療の問題に

> 話が流れがちになりますが、「医療の質を上げる」というのは、先ず第一に過誤を減じる、

> 安全性を確保するということです。李先生の書物あたりに詳しいですが、アメリカあたりは

> 国が率先して「医療の質を上げろ」すなわち「安全性を担保せよ」と言っているようです。

> 社会的に医療を提供する国と「良くて民間保険」の国と、その前提に差異はありますが、

> 我々が国に「医療の質を上げろ=安全性を確保せよ」と訴えるのは、当然でありますし、

> 責務であるともいえます。

 そうなんです。議論が咬み合わないのもその点なんですよね。

技術論や学術論なんてのは、もっと高度なところで議論すべき事なんです。

それ以下の低レベル(しかし基本中の基本)である医療安全の議論をしなければならないんです。

 感染対策費用はもちろんですが、スタッフの(人数、資格)充実、スタッフの疲労度、2重3重の安全確認のための人的、時間的確保。定期的なミーティングの開催(もちろん労働時間内での実施ですね)なども安全対策に必要です。

そして何より低ストレス下における診査、診断および処置が医療ミスを減らす最大の要因ですので、診療時間、人数も考慮するべきですね。

 また特に歯科においては印象から石膏注入を迅速に行えるような体制も重要な点になります。もちろん技工における安全対策も上記労働要因などを考慮しなければなりません。

 

> 勿論現状「評価」する気も無いでしょう、点数表の張替えで対応でしょうか?

> さて、私たちに出来ることは?兎も角の責務は?

 私たちにはこの現状を公開することが責務であり、そうして「評価」せざるを得ない状況を作り出すことが急務だと私は考えますが如何でしょうか?

Subject:

[minnanosika:6900]     会員H      re68内容がわかる領収書について      H

フォームの始まり

フォームの終わり盆明けから熱い議論続いているのに水を差すわけではありませんが……議論が広がりすぎてよくわからなくなってきたので、とりあえず領収書についてどういう話になってるか教えてもらえませんか?

内容がわかる領収書について

1 賛成or反対

2 その理由

といった感じでわかりやすくしてもらえると助かります。とりあえず僕は、

内容がわかる領収書について

1 賛成

2 現時点話を聞いてる限りでは、患者に歯科の内実を知らせるのは有益と思うようになったから。

  もし、グレーな請求や自腹を切って実質ただでやっる部分が あるなら患者にそういうべき。

 「本来保険請求できないので、変わりにこういう項目で請求し てます。」と。

   考えてみたら患者のあずかり知らないことで「患者のためにやっている!」といくら豪語しても、儲け主義の不正請求との線引きができてない以上世間は冷た いと思うから。  副次的に不正請求の抑制があるように言われているけど、それらの行為が「患者のための仕方ない行為」かどうかは患者に 判断してもらえ ばよいと思う。

僕の頭のスペックが低いんでしょうけど、議論が広い話になって、個人個人のモラルや志的な部分にまで踏み込んでるようにみえるので、とうてい議論して答えを集約できないのでは、と思えます。

みな歯科は、完全無欠・唯一絶対の歯科医療制度を研究するところではないのでは?

最近の議論は、なんだか目線が高すぎて答えの出せない内容が多い気がします。

ゼロから医療制度を作れるわけでもないし、すべての歯科医が(技工士も)同じ環境で仕事してるわけでもないのだから、目の前のことから一つずつやるしかないのでは、と思います。

議論のすべてを理解しきれてないくせに口を挟んでしまい申しわけありませんでした。

Subject:

[minnanosika:6906]     会員G      re6900

フォームの始まり

> みな歯科は、完全無欠・唯一絶対の歯科医療制度を研究するところではないのでは?

もちろんそんなつもりはありません。 最低限の安全確保を担保したいだけです。

まずはそこからのつもりなんですが・・・私がかき回してしまってすみません。 で、

> 内容がわかる領収書について

> 1 賛成or反対

> 2 その理由

ということなんです、はい。

 

>  考えてみたら患者のあずかり知らないことで「患者のために

>  やっている!」といくら豪語しても、儲け主義の不正請求との線

>  引きができてない以上世間は冷たいと思うから。

まったくその通りなんです。コップの中というのはこういうことなんです。

 

>   副次的に不正請求の抑制があるように言われているけど、そ

>  れらの行為が「患者のための仕方ない行為」かどうかは患者に判断してもらえばよいと思う。

ですね。判断するのは我々ではなく、患者さんなんです。

 

> 議論のすべてを理解しきれてないくせに口を挟んでしまい申しわけありませんでした。

いや、的確にまとめていただきありがとうございます。私が余計な話で皆様を混乱させてしまっています^^;

 

Subject:

[minnanosika:6907]     会員Y      re6897

フォームの始まり

> 不正とはなんですか?技官のいう不正ですか?

> 患者さんのためになることでも、保険のルール、療担規則では不正になることもあります。

> 歯冠修復欠損補綴に限って、保険と自費の同時(同日)請求を認めています。

>  (自費の補綴物セット、P処の保険請求はOK

> インプラント、矯正処置の保険同時請求は認めていないはずです。

> 保険医は療担規則と善官注意義務で身動きがとれないのです。

> Y先生この辺、理解されてますか?

 

残念ながら非常に良く理解していると自負しております。

私は開業して以来20年近く、保険診療に関する情報収集、関連法規の調査や確認は一般の歯科医師以上に行っております。

近年の大学病院をターゲットにした監査の結果、自費と保険との峻別に絡んで従来なら問題のなかったケースで不正請求とされる事例が増えています。それが一般開業医にも広がりつつあります。

歯冠修復物は通知により自費への切り替えが認められていますが、同日に行うことは形式上許されなくなってきています。自費補綴物の装着しかないのに再診が請求されていればアウトです。

保険治療があって、同時に補綴物の装着があった場合でも、同日の診療を認めない県もでてきています。形式的に1日2度来院でないといけません。保険治療を行ったあとで診療室を退出し、今度は自費の治療として入室せよなんていう指示もあります。

患者さんのために、点数化されない処置を他の処置で付け替えれば完全に不正請求です。現在では詐欺罪を適用するケースすらあります。一方で自費歯冠修復物の直前にことごとく保険の歯冠修復物が請求されており、

そのうえ指示書も伝票も存在しないという完全に犯罪といえる不正請求の事例にも事欠きません。

後者のケースは問題外ですが、前者のケースはありがちですし、3Mix、レーザー、自費のPMTCが絡むケースなどは問題が複雑になります。判断が微妙なケースはどんどん増えています。インプラントであっても直前に装着した保険で作成した義歯の取扱いなども微妙な判断がされるでしょう。予防や、保険が認めていない検査をした場合の取扱いなど、保険診療を良くわかっていればいるほど、安易に自費に走る危険性は熟知しているつもりです。

前に書いたように採算性をあわせようと無理な点数算定をすれば、実際の診療との乖離が大きくなり患者さんに公開できないカルテや領収書ができてしまいます。

実際の診療を優先して算定できる項目だけを正直に請求すれば採算割れを起こします。

今までは前者で頑張ってきたつもりですが、ストレスがたまるだけです。今は後者で保険は請求し、不足分は自費でカバーしていこうと考えを変えたのです。

今現在でも、注意深く保険請求をし、無理をしなければ保険と自費の峻別は可能です。

ですから、今の時点で何も声高に混合診療を主張する必要はないのですし、保険制度は歯科医師が決めるものではないといえばそれまでです。

でも、気持ちよく治療に励みたいという思いをどのように現実化するのかという方法論の一つとして混合診療の解禁が現実的な解ではないかと思うのです。

Subject:

[minnanosika:6908]     会員K      re6907

フォームの終わり

さて、東京でメタルボンド冠が35千円が最低価格と聞いています。

実 際こんな値段では、私は採算が会いません、歯科医の過剰と言う大きな問題が解決しないことから、自費でも混合診療でもダンピングは起こってくるでしょう。 そして、患者さんと歯科医師の間に情報の差がある以上どうすればこの値段で出来るかの理解は、患者さんには出来ないでしょう。混合診療の先に、誠実な歯科 医にとって不利になるダンピングの可能性はあると思います。

混 合診療が大きく出てきた話の元には、保険医療費の圧縮という、厚労省の不純な動機があると思います、この動機がある以上、保険医療の範囲を狭くする方向に 保険がすすむことは考えられます。自費は、金額ベースでは12%くらいあるようですが、件数ベースでは3〜4%くらいという話は、今までに出ています。

ダンピングや、保険医療の範囲を狭めることを考慮すると、混合診療にもろ手で賛成は、できないです。

こう考えると、まずは誠実に患者さん、国民と保険医療の問題を話していくことが必要ではないかと愚考します。

Subject:

[minnanosika:6910]     会員G      re6907

フォームの始まり

フォームの終わり> 後者のケースは問題外ですが、前者のケースはありがちですし、3Mix、レーザー、自

> 費のPMTCが絡むケースなどは問題が複雑になります。判断が微妙なケースはどんどん増えています。

昨年の共同指導などで問題はハッキリしています。

・3Mixは保険では行えません。根管治療が最初から全て自費にて行ってください。また保存学会から現在のMP法は学問的根拠に乏しいとの見解も出されております。

・レーザーについては無料で行う分には問題ないが、有料の場合保険診療ができません。

PMTCを自費で徴収した場合、それ以後のPに関する保険処置は一切出来ません。

 

> 今までは前者で頑張ってきたつもりですが、ストレスがたまるだけです。今は後者で

> 保険は請求し、不足分は自費でカバーしていこうと考えを変えたのです。

お気持ちは良く分かりますし、現状としてはやむを得ないと思います。

しかし、それを国民に対して言えるでしょうか?

自費の患者さんに言えますか?あなたがお支払いいただいた自費は保険の赤字補填にされますって。(まあ徴収したお金をどのように使うか勝手でしょうがね)

 

> 今現在でも、注意深く保険請求をし、無理をしなければ保険と自費の峻別は可能です。

> ですから、今の時点で何も声高に混合診療を主張する必要はないのですし、保険制度

> は歯科医師が決めるものではないといえばそれまでです。

> でも、気持ちよく治療に励みたいという思いをどのように現実化するのかという方法

> 論の一つとして混合診療の解禁が現実的な解ではないかと思うのです。

 何度も言いますが、これは歯科医師の中つまりコップの中の議論に過ぎないと言うことです。

 混合診療解禁を望んでいるのは、一部の歯科医師とそして経済界です。

経済界は明らかに公的医療保険の縮小を狙っての混合診療解禁論です。

これは単独で成るものではなく、保険者直接請求、新規大規模医療機関の参入、医療機関の保険者指定などと一緒に制度改定を狙っているものですから、会員Yさんたち歯科医師側が望むような形での混合診療解禁にはならないことは確実です。

Subject:

[minnanosika:6909]     会員o      参考文献です。

フォームの始まり

非常に考えさせられる内容です。http://www.heraeus-kulzer.co.jp/customer/storm_070817.html
一読をお薦めします。

Subject:

[minnanosika:6911]     会員G      re6909      re参考文献です。

フォームの始まり

フォームの終わり最後の文章、意味深ですね。

>>米国の歯科医療を豊かにしてきたのは、健康づくりの営利保険による後押しだったと言っても過言ではないだろう。それは、一部の国民のものでしかなかったがために、大きな格差を生み、むしろその格差を拡大する役割を果たしたが、そのことこそが価値を生んだ・・・<<

 

歯科医療の価値を高めようとすればそれは格差医療につながりかねない。

平等に配分しようとすればその価値は高まらないが、営利保険に搾取される可能性も低くなる・・・

ただ今の日本の歯科医療は、その価値を論ずる前に安全性の担保を考えるべきだと思いますが。

Subject:

[minnanosika:6912]     会員S      re6909 ?      re参考文献です。

フォームの終わり

この「価値」とは商品としての価値ですね。

つまり歯科医療は誰も買えないフェラーリになっちゃったので「価値」が上がった。

誰でも買えて、いつでも在庫過剰で商品価値ナシなのが保険歯科医療。

「商品価値」の対局にあるのは「存在価値」。

ウチに盆休みが無い理由を聞かれて

「そこに無ければいけないのが医療機関だから」とは昔から言い続けてきた事。

最近じゃ「経費で冷房にあたるため」に変わってきましたけどf(^^;)

Subject:

[minnanosika:6919]     会員o      re6912      re参考文献です。

フォームの始まり

フォームの終わりこの問題の根本は

「患者側に立っての意見なのか」「医療者側からの意見なのか」ではなくて、

1、医療の必要性とは何か?

2、医療は普通のサービス業、商品と何が違うのか?

3、そもそも歯科は医療なのか?医療ならばそれは「どこまで」が医療なのか?

上記をどう考えるかで意見が違ってくるのではないかと思います。

Subject:

[minnanosika:6917]     会員U      安全とセイフティーネット      

フォームの終わり

会員Yさんと会員GさんのMLを読んで、歯科医がどんなにたたかれようが歯科医療としての安全と、セイフティーネットは残さないといけないという気持ちが強くなりました。

自分とYさんの診療スタイルは似ているかもしれません。間違っていたら気を悪くしないでください。

前にも書きましたが自分はある意味、保険診療を投げています。

保険点数以上のことも以下のこともしたくありません。患者さんのために義歯に補強線をいれようとも思いません。

確認のレントゲンがとれない患者に、加圧根充を行いたくありません。

キャストクラスプも使いません。シリコン印象剤も保険では極力使わないようにしています。

保険で利益を期待していないのです。期待しないかわりに持ち出しもしたくないのです。

衛生士1名助手3名の人件費、材料代、固定費で保険収入は消えてしまいます。

自慢するわけではありませんが、エンドは採算度外視でニッケルチタンファイルを使っております。

効率がよく、患者の苦痛が少なくて済むからです。

滅菌の徹底ができているか、といったら及第点はもらえないと思います。

ハンドピース、エンドファイルの滅菌 安全がおざなりになっています。反省および改善していこうと思っております。

昨年の改定前は、高齢者に限っていえば、難症例の義歯や補綴は採算度外視で行っていた面もありました。

しかし、紙だしや明細のわかる領収書の発行で、それもできなくなりました。

医療費抑制、高齢者負担増で弱者にしわよせが来ています。

補綴が保険から外されたとしても、高齢者や低所得者には制限付きでも残すべきというのが自分の考えです。

安全の確保、傲慢ととられるかもしれませんが弱者への配慮を考えた場合、会員Gさんの考えに同意せざるえません。

歯科の現状を開示し国民患者が、それでも歯科医に「増えすぎたサル、少し間引いて来い、それから考える」

と言われたら 腹をくくります。

Subject:

[minnanosika:6918]     会員G      re6917        Re: 安全とセイフティーネット    

フォームの始まり

フォームの終わり良くぞ言っていただきました。感謝致します。

ただし私の意見に同意していただいたことではありません。

> 前にも書きましたが自分はある意味、保険診療を投げています。

> 保険点数以上のことも以下のこともしたくありません。患者さんのために義歯に補強

> 線をいれようとも思いません。

> 確認のレントゲンがとれない患者に、加圧根充を行いたくありません。

> キャストクラスプも使いません。シリコン印象剤も保険では極力使わないようにしています。

> 保険で利益を期待していないのです。期待しないかわりに持ち出しもしたくないのです。

このことを正直に言っていただくことこそが重要です。

お茶を濁すのではなく、ハッキリと言えることが大切であり、それが次の信頼を生むのだと思います。

こういったことを正直に国民に話しかける姿勢が必要なんです。そんなの無駄無駄といって正直に語らねばいつまで経ってもコップの中。効果がないかも知れないがそれでもやらねば決して解決しないと思います。

 

> 歯科の現状を開示し国民患者が、それでも歯科医に「増えすぎたサル、少し間引いて来い、それから考える」

> と言われたら 腹をくくります。

 そうでもしないと決して増えるのを止めようとしないのがシカもといサルであるとも言えます。

シカいや歯科医師はサルより賢くなれるのでしょうか・・・orz

Subject:

[minnanosika:6920]     会員a      re68医者の守備範囲は 0 100 のどこまでか ?   

フォームの終わり

死んでいる状態を0として、完全なる健康な状態を100としたとき、医者が扱

うのは、01のごくわずかな範囲でしかない。(出典忘れた)

---------------------

学生の時、これを読んで、ずっと考えています。本当にそうだろうか。

非医療関係者に聞いて歩いたこともあります。

「医者の守備範囲は0100のどこまでか?

たいてい「全部じゃないの?」という疑問形の答えが返ってきました。

一般的な病院の医者の守備範囲は01まで狭くはないが、せいぜい5、もしくは10ぐらいまで。0100を担当していない。10以上の範囲を担当している医師もいるが、特殊な存在、たとえば、美容整形、スポーツドクターなど。

では、歯科はどの辺に位置するのか。

0に近い範囲に、歯科の出番はPMTCぐらいでしょうか。生きるか死ぬかという

時に、顎位なんて問題になりません。でも、出番がないわけではないようです。

「ぴん」での歯科の出番がない(少ない?)として、「きり」での出番はどうでしょうか。

松田聖子の審美歯科?アタッチメント多用した作りこんだ義歯?インプラント打ちまくり新設した噛合?

0とは対極の、100に近いところにも出番があるようです。

美の追求作りこんでいく補綴  新たに作り出していく顎位  こうした需要、必要性もあります。

100を維持する、という施術もあるでしょう。

哲学的なことを多分に含みますが、0100に係るすべての行為、施術が「医療」でしょう。

社会保障でどこまで担保すべきかというと別の問題になります。

「その時の経済状況に左右される」のではないでしょうか。

Subject:

[minnanosika:6923]     会員o      re6906        Re: 内容がわかる領収書について     

フォームの始まり

最近の新聞記事ですが、どうやら医療に市場原理を持ち込むことを是としている感じです。

マスコミの傾向としてもそれがあるようです。またアウトカムの評価もこれから益々重要視されると思われます。

キーワードして

1、情報開示(医療事故や金銭トラブルの対策、不正請求抑制)

2、市場原理(民間保険会社の参入)

3、保険診療の縮小あるいは削減(混合診療の導入)

4、医療の質の評価(市場原理とリンクさせようとしている?)

が挙げられそうです。

私たちがこれに対抗するのはあまりに無力です。しかし、私たちの意見をこの大きな岐路に立つ医療改革に入れていくことは可能かもしれません。

Subject:

[minnanosika:6925]     会員S      re6923          Re: 内容がわかる領収書について      

> 最近の新聞記事ですが、どうやら医療に市場原理を持ち込むことを是としている感じです。

> マスコミの傾向としてもそれがあるようです。

その市場原理導入で淘汰されるのは医院であると同時に「保険の患者」であることを訴えるべき。

あのビジネス番組みても明らかに意図された偏向報道だと感じます。

Subject:

[minnanosika:6927]     会員G      re6923          Re: 内容がわかる領収書について   

フォームの始まり

フォームの終わり繰り返しになってしまいますが市場原理の導入と同時に「応召義務」の解除が必要であることを認識していただかねばなりません。この点が非常に重要ポイントであります。

Subject:

[minnanosika:6922]     会員S      re68       選別される患者たち     

フォームの終わり

会の最新情報「勝ち組」読んで思います。。

世間じゃ当然、繁盛して儲かってるのが勝ち組で、ガラガラ歯科医院は負け組と判断する。

行列の出来る歯科医院は良い治療してると判断しちゃうし、だからゴージャスだったりすると思っている。

12チャンネルのワールドビジネスサテライトでもそうでした。

保険の治療がどうこう言う報道は歯科に関して皆無といえるのではないでしょうか。

ところが歯科の世界では保険の患者が100人来ている歯科医院より自費で5人やってる医院の方が丁寧な治療受けられるし、保険でも一日10人だけの医院の方が良い治療が受けられる。(歯科医は貧乏だけど)

そのあたりが2極化報道、勝ち組負け組報道によって刷り込まれ た価値観の怖いところ。

それによって起こるのは患者が歯医者を選ぶのではなく患者は「選別される」のだという「あなたの知らない世界」

保険が採算取れるならまだマシですが、不採算状態では「選別された」 保険患者は「捨てられる為に選別されるのだ」と言うこと。こういう観点が報道の何処にもないのです。

そして多くの人は当たり前に保険なので、この勝ち組負け組が生じる原因が企業努力であり保険治療で生じているのだという幻想を抱かせてしまうこと。これは極めて危険。

歯科医師過剰と企業努力の差が歯科医師の勝ち組負け組を作っている・・つまり、これから起こる歯科医院の大量倒産の原因は保険の不採算が原因ではないとイメージづけているように思えました。事実歯科医

が「大量の患者が一つの医院に集中し、他はすこし・・」と語り、サロン風の診療室など紹介していましたから。

保険の患者さんに「あなたは保険だから経営の為に捨てます」と言えないことを見越してのイメージ作りが来年の改定に向けて始まった・・そう感じました。ちなみに前述の番組はN経がスポンサー。

Subject:

[minnanosika:6924]     会員om      re6922      Re: 選別される患者たち      

フォームの始まり

フォームの終わり老健のように患者を人頭制で各医院に振り分けるのならまだしも、フリーアクセスが保証されている現状では、「ボロボロ」の医院より「ピカピカ」の医院に患者が集まるのは当たり前だと思います。

金額が一律であるならば、サービスで差をつけるのは企業努力として当然だと思います。それがホテルのような内装なのか、最先端技術、医療機器なのか患者が判断しているだけです。

Subject:

[minnanosika:6926]     会員S      re6924           Re: 選別される患者たち     

金額が一律ではないならば?そのお金はどこから来たものなのでしょう。

多くの患者さんは自分が払うとは思ってませんよね。公的保険ですから。

それを払わないと(自費にならないと)切り捨てられるのが 市場化の真実なのではないでしょうか。

その正当化の為に闇の部分を敢えて隠している報道の仕方なんです。

Subject:

[minnanosika:6928]     会員G      re6924          Re: 選別される患者たち    

フォームの始まり

フォームの終わり  そもそも、皆保険制度としては金額も地域も受けられる医療も一律であることが原則であるはずです。(あくまで原則ですが) これに対して質の論議を行うの ならば、金額、地域も含めて一律ではなくしなければなりません。つまりは(こちらが意図しなくても)格差医療を認めたことになります。 皆保険制度という 理念そのものを考え直す時期に来ているのかも知れませんがそのことをしっかり国民に情報開示する必要があります。

 またサービスで差を付けるのは、最低限の水準が守られてからの話です。

安 易な市場原理、サービス主義を導入すれば、見えない部分での手抜きが必ず生じます。ましてや競争する以前の段階にあるほどの低評価ですから。 まず私たち がやらねばならないことは、その最低水準を議論し、それを遵守することです。それをクリアしなければ歯科医の口から「医療の質」を発するべきではないで しょう。

個々の医院レベルの話しではありませんので「自分のところはやっている」などという議論とは違うことをお断りしておきます。



混合診療について多くの声を集めています。ぜひご協力下さい。

また、以前公開した、「医療回帰MLから」にも、混合診療についてのMLでの議論がUPされています。
こちらも 是非、目を通してみてください。

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