お知らせ

シンポジウムのパンフレットはコチラ

※シンポジウムでのプレゼンテーション予定より一部抜粋

〜この状態で保険診療内容の全面開示が行われた場合、

大多数の歯科保険医は聖人として死ぬか、さらなる

過剰、濃厚診療」をするか、自費を患者に選択させるか、

これらのいずれかしかありません。

この状態では保険医は当然悲惨ですが、では患者さん

は幸せになるのでしょうか?それは
ムリというものでしょう〜

NPO法人みんなの歯科ネットワーク設立記念シンポジウム 

プレゼン内容をもっと見たい方はコチラ

「私たちが伝えたいことは何か」

「その為に何をするのか」

お陰さまで無事シンポジウムを開催できました。本当にありがとうございました。      




6/17(日)晴天の定時12:45からNPO設立シンポジウムが無事開催されました。

まずは公文理事長より挨拶があり、「この国の社会保障制度のありかたを改める
必要がある、その中で歯科においては、この会が大きな役割を担うことをしていきたい」
という趣旨の話がありました。
その後二木先生による基調講演「世界の中の日本の医療と今後の医療改革
−医療者の自己改革と「希望」を中心に
」があり(詳細はコチラ)二木先生らしい
鋭く、そして歯に衣着せぬ口調でのエネルギシュな基調講演でした。



その後みな歯科のプレゼンテーションとなり(詳細はコチラ
会場にどよめきが起こるインパクトを与えることができました。



プレゼン後早速二木先生より
1、使用してるデーターに問題がある。
2、歯科に保険が導入された歴史的背景の認識が間違っている。
などの批判を痛烈に受け、みな歯科のプレゼンテターと
論争になる場面も。

そこに桜井議員が「データーは正確なものを出さねばならない。歯科には
データー少ないのは承知してるが、だからといってそれは言い訳にならない

というまたまた厳しい意見が。

その後みな歯科がMOMOプロという企画でデーターを集めていること、
それを客観性のある正確なものとして歯科のデーターとしたい
ということを話をして、桜井議員にも「必要なことだ」という言葉頂いた。

その後は各シンポジストからみな歯科のプレゼンへの意見をもらった。

小島氏、「ではみなさんはどこような形で制度の構築に参画するつもりなのか?
もともと歯科医は制度構築の委員会にほとんど参加している。発言をするしない
はべつですが(笑)」

勝村氏、「はっきりいって、これはまだ歯科医側の言い分という域を抜けていないと思う。
今までも医科でもそうですが、こういうことがあるから開示すると混乱する
だからできない。という理屈は何度も聞きました。だからこそ全て開示して
中身を一緒に検討しましょうということなのです」

鈴木氏「歯科医師会が十分に役割をはたしてこなかった部分を
新しい若い開業医たちが集まって何とかしようとしていることは評価に値する」

秋元氏「はじめに彼らにあって話を聞いた時は愚痴だらけ内輪の話ばかりで
どうしようもないと思いました。しかしこれでもかなり良くなったんです(笑)、
まだまだですが、期待できるなって思っていますよ」



などの意見を頂きました。
そして会場のボルテージが上がり、ひとまず休憩へ

7分間の休憩の後シンポジウム再開
まずはシンポジストそれぞれの今回のテーマに対する意見をもらった



小島茂氏  

歯科関係の中医協委員は前回の迂回献金事件以後減らされ、現在二人です。
その委員からも、話し合いの席での発言はほとんどないのが現状ですね。

確かに主催者側がおっしゃるように歯科の一施設あたりの収支額は
医科に比べかなり少ないです。しかしこれは私は歯科医師の過剰問題が
大きいと思います。ですから歯科大学定員の削減・開業(保険医指定の)総量規制
を考えるべきかと思います。

その他にも保険医の指定の総量規制と更新制度の模索や
開業するに当たっては、歯科医師会への加入の義務付けによる歯科医師会の機能・権限強化
等の議論が必要となるとおもいます。

ただ、今回と前回で二度続けてのマイナス改定となった。抑制策もほぼ限界に近い。これ以
上の抑制は考えていません。

(会場から拍手)



二木氏 「連合の代表、中医協委員としてマイナス改定は進めないと言い切れるね!」

小島氏 「ああ、はいそうです」(苦笑)

(会場からさらに拍手)

秋元氏 「中医協の会議を見続けてきましたが、歯科側の委員の発言はほとん
      どなく、一回ではなく全てのトータルでも20秒ほどでした。」


続いて

勝村久司氏 

1997年以降カルテ開示が事実上法制化され、患者のみならず、遺族まで対象にし
て開示できるようになりました。
しかし医療側はいまでもカルテ開示に関して閉鎖的な態度をとり続けている、といっ
て過言ではありません。

「患者の利益のため」ということを前面に打ち出した団体は数あれど、建前でなく本
当の意味での活動をしているところはまだまだ少ないのが現状です。

患者さんは自分が施された医療に対して果たしてどれだけのコストがかかっているか
知りません。
それは厚労省のHPの保険点数の羅列をすればいいというものでもありません。医療を
受けたその場で知るべきなんです。

それには詳細がわかる明細書を医療側が出すべきです。
そして医療側の言う、制度自体に問題があるとするならば、そのことを世に問うとい
う意味でもまず情報開示をした上で議論してほしい。

「カルテ開示」、「レセプト開示」が自主的に行われるようになれば、限りなく透明
度の高い医療が実現できます。
こんな日が1日も早く来るように願っております。

(終始穏やかに話されました)

秋元氏 領収書や紙だしを推進したのは勝村さんは医者、歯医者の敵と見られている
      ようですが。

勝村氏
 今回の改定で領収書の発行が義務づけられましたが、その決定を下したのは
     私ではありません。とあるBBSでも散々叩かれましたが
     どうも保団連がそのような情報を流したのではない
     かという話を聞いております。

     そもそも自分はレセプト並みの情報開示を提唱したのであり、区分領収書でよいとは
     言っていません。



 続いて

鈴木敦秋氏 


歯科医師は約10万人。人口減少社会に突入した今、供給過剰は今後より拍車がかか
るであろうと思われます。
二極化が進み、すでにワーキングプアとなっている層があるとも聞いています。
確かに都市部では寡占状態だが、場所による偏在が医師と同じくまだあるのではない
か。寝たきりの人で歯科医療を求めている人がたくさんいる。過剰であるならば、そのよ
うな部門に強制的にでも振り分けてみてはどうでしょうか。

歯科も苦しいであろうことは把握しているが、苦しいのは歯科だけではないわけです。
ただ大きな問題は前回と今回の2度にわたる業界のスキャンダルで歯科医師会に対する
信用はもう完全に崩れています。
ですから、みなさんのように歯科医師会が本来やらねばならないことを有志が集まって
やるということは大変意義があると思います。がんばってほしいです。


 続いて

桜井充氏  



この業界で一番の大きな問題となっているのは歯科医師の供給過剰によるものですよ。

これは20年以上前からわかっていたことだが、とある衆議院議員が自分の大学を潰
したくないがためにこの問題を放置してきた、という部分もあるんです。

本当の意味で改善を求めていくのならば、繰り返すが内向きの論理に終始せず当局を
納得させるだけの客観的なデータを出してほしい。
せっかく保険適用が認められたスリープスプリントだが、本来意図していたものとは
違う形での導入となってしまった。
形態しかり、保険点数しかり。
導入にあたり、学会側・日歯側にデータを求め、それをもとに厚労省に交渉したのだ
が、厚労省を論破できるだけのものがなかった。

それから前回、今回と2度にわたる診療報酬のマイナス改定が行われてきた。
現在消費税は5%であるが、その分は保険医がかぶり続けてきた、それだけでも現場
には大きなビハインドであるわけです。

混合診療の拡大や医療機関の株式会社化を目論む規制改革推進会議の強引なやり方に
は目に余るものがある(与野党・政党問わずそのような意見が多数)。
負担増や総額管理制など財政問題が大きな柱になっており医療制度改革というより財
界主導の医療経済改革といえる。

私は皆保険制度は死守しなければならないと考えています。


秋元氏

さてここで一つ
みな歯科の特徴ですが、歯科医師の会ではなく歯科技工士も参加しており、
いっしょに活動しています。その技工部門からプレゼンがあるようです。

みな歯科
 技工部門からは技工士の労働環境と離職率です。
 (詳細はココ

シンポジスト こんなに離職率があるんですか。

二木氏 離職率が80%ということですか?間違いないですか?フーム

みな歯科 そうです

秋元氏

そしてもうひとつ歯科の安全性に関わる話があるようです。

みな歯科
 患者さんの安全を守るという観点からの問題提起をします
       (詳細はココ

秋元氏 本当は結論として「じゃあ、話合いのテーブルを作ってこれから
      いっしょに考えて行きましょう」というのを用意してたんですが、
      まだまだ一緒のテーブルには距離がありそうですね。
      ただ一歩目を踏み出したのです。これからも大いに論議しましょう。

みな歯科 秋元さんのコラムにコップの外の嵐というのがあるのですが
       私たち歯科業界は外に向けて話をせず、いつも内輪だけで
       固まっていました。しかしそれではダメなのです。いくらサンドバッグ  
       のように叩かれても嵐の中に出ていき、倒されても倒されて起き上がり
       社会に向っていく必要があるのです。
       そうして失われたプライドを取り戻す必要があるのです。





    皆様ご参加ありがとうございました。