Top / 10.病気・その他
  • 今までの9つの病気以外の病気、歯に関する患者さんが興味のあるであろう項目を、ここに集めました。
「病気・その他」の目次

歯が痛い人に !

  • 歯が痛くなったときに、冷たい水でうがいをしてみてキューンと凍みた時は、痛みの最後通告一歩前、今晩は静かにして明日朝は医者さんに行きましょう。明日まで持つかな?。
  • でも、知覚過敏でもキューンとなることもあります、これは痛みの最後通告までまだ少しあります。
  • 冷たい水で痛みが楽になった時、痛みの最後通告が来ました、今晩は口の中に氷を入れ、顔の表面からも冷やして明日の朝まで歯医者さんが開くのを待ちましょう。
    お風呂、お酒、按摩、その他血の巡りが良くなること、血圧が高くなるような運動などはご法度。
  • 痛み止めを準備して、さて夜明けまで眠れるか?
  • 例えば、歯髄炎という歯の神経の痛み、痛くなってマシになってと痛みと緩和が繰り返します此処が痛みの最後通告の一歩前、此処なら、まだ、寝られない痛みまでは???
  • でも、このまま放置すると、ズキンズキンの化膿性歯髄炎の痛み、歯髄が腐った歯髄壊疽の痛み、顎の骨の中で炎症が起こった急性化膿性歯根膜炎から骨膜炎の痛み、と数回以上の激烈な痛みの後、痛みが少し緩和されたときには、顔貌が変わるほどの腫れ。
    悪くなるほど麻酔も効きません。
  • 痛みの最後通告が来ないように、また、来たらできるだけ早く歯医者さんに駆け込みましょう。
    此のまま放置していたら?
    顎の骨の骨髄炎は、顎の骨を切断しなければいけないこともあるかもしれません。
’’タカが歯の痛み、されど歯の痛み’’

痛みの種類 !

A.冷たい水がしみる

  • 氷がしみる・・・・正常な歯の状態でもしみることはあります。歯茎が下がっていたりして知覚過敏があると特にしみます。
  • 冷たい水がしみる・知覚過敏、虫歯の痛み色々考えられます。水割りがしみるときは、まだ猶予がありますがビールがしみるときは早く歯医者さんに行きましょう。
  • しみた後ズキーン・歯の神経(歯髄)に外部から(虫歯など)の影響がでてきて、充血、炎症が始まっています。(いつ爆発するかわからない爆弾を抱えている状態です)

B.歯が痛いけれど顔半分が痛くてどの歯が痛いか判らない・・

  • 歯の神経(歯髄)の痛みです、少しマシになるときがあったりして大丈夫かなとも考えがちになりますが、たいてい、だんだん痛みがまして眠れないことになります。早くは医者に駆け込みましょう。

C.甘いものがしみる・・・

  • どこかの歯に虫歯がある兆候です、早く治せば詰めるだけで済むかもしれません

D.特定の歯が響いて痛い・・

  • 歯を支えている歯根膜に炎症が出ています。 歯の神経(歯髄)を取った後や歯に打撲を受けた、詰め物、かぶせた冠が高いか噛みあわせがきつすぎる時、歯周病で炎症がある時、その他いろんな時に歯が響きます。早めに歯医者さんに行きましょう。

E.特定の歯が響いて痛く、何もしなくてもずきずき痛い

  • 歯を支えている歯根膜の強い炎症です。上の歯髄の痛みが強くなった時、歯の神経(歯髄)が死んで腐ってる時(歯髄壊疽)、放置している虫歯、昔、神経を取った歯 これらの状態が歯を支えている歯根膜の強い炎症を起こし、歯の根の先が膿んできています。早く歯医者さんに駆け込みましょう。
  • この後、顔が変わるほど腫れが出てくることがあります。

E.歯茎が腫れていてずきずき痛い・・

  • 歯茎からの炎症が進んで痛んでいます。 歯周病の急性発作時、親知らずが生えかけているときによく起こります。早く歯医者さんに行って原因をつかみましょう。特に歯周病では、腫らすほど骨や組織に影響して歯がぐらぐらしてきたり歯周病が進んでいきます。

F.疲れると歯が痛くなる・・

  • 歯周病や歯の根に病気があり体力の低下で痛みが出てきます。原因を調べて治療しましょう。

G.歯が全体的にういた様になる・・

  • 歯周病の時、きつく噛み締めた時、寝ている時にきつく歯を噛み締める、歯軋りをしている。原因を歯医者さんで調べましょう。

H.口を開閉すると耳の前が痛い・・・

  • 顎の関節の痛み(顎関節症)です。

I.走ったり頭を動かすと上の臼歯の部分が痛い・・

  • 珍しいことですが、蓄膿症(副鼻腔炎)や強い鼻炎で炎症が鼻の下の上顎の臼歯の痛みを伴うことがあります。

J.醤油や、すっぱい物でしみるような痛みがある・・

  • 口内炎の痛みでしょう

    今まで書いた痛み以外にもいろんな原因の痛みがあります。簡単な口内炎や入れ歯の痛みに思えていたものが、癌の症状であった、マシになったので放置したら顎の骨にばい菌が入って大変になった。上の痛みと同じように感じたがまったく違う原因であった。などなど、痛みは体が出している危険信号です、自分で軽く考えないで歯医者さんに早く行きましょう。

    お大事に

「歯軋り」について   !

  • 「歯軋り」は、原因については未だ不明な所が多い病気でありますが、現代社会ではストレスなどの心因性の原因で発症する方が増えているようです。日頃頑張っている人に限ってこの病気に罹る危険性が高いと言う、なんとも皮肉な病気であります。では、その「歯軋り」について、詳しく述べていきましょう。 

「歯軋り」

◆定義

  • ブラキシズム(Bruxism)、咬合神経症とも言われる。咀嚼筋の異常運動によるもので、非機能性咬合習癖のひとつ。
  • グラインディング」、「クレンチング」、「タッピング」の三つの類型を認める。

◆病因

  • まだはっきりとは分かっていない。歯の早期接触やストレス等多因子によるものと考えられている。

※抗鬱薬のSSRI(セロトニン選択的再吸収阻害薬)は、ブラキシズムを増強すると言われている。

◆為害作用  

  • 歯に及ぼす影響:冷たい水がしみる(知覚過敏)、歯が磨り減る(歯の先端や付け根の部分)、歯が割れる、補綴物の破損や脱離が繰り返し起こることも。
  • 歯周組織に及ぼす影響:咬合性外傷、(限局した)歯槽骨の垂直性吸収、歯周病を悪化させる。
  • 顎関節に与える影響:顎が痛い、口が開きにくいなど「顎関節症」。
  • 肩全身に与える影響:頭痛、眩暈、肩凝りなど。

※近年問題になっている「睡眠時無呼吸症候群」との関連が指摘されている。

◆治療法

ストレスマネージメント療法 自己暗示療法 スプリント療法 薬物療法                  

◆三つの類型

【グラインディング】

  • 一般に言われる歯軋り。主に睡眠中に、上下の歯をギリギリ(ギシギシ)と擦り合わせる。
  • 成人の場合

    夜間人から「歯軋りの音がうるさい」と言われる、歯や顎の痛みで目が覚めてしまう等の場合は、歯科受診の必要が有ります。また長期間毎晩のように繰り返されるケースは最も歯科医を悩ますものでもあります。治療法としてはストレスを軽減させる他に、歯科医院にてナイトガード(透明のマウスピース)を作製してもらい、夜間に装着するという方法が有ります。このナイトガードは、歯や顎にかかる負担の軽減や症状の緩和を目的としたもので、対症療法のひとつです。

  • 小児の場合

    歯が生えて間もない頃の場合、歯を擦り合わせることにより音が出せる為、遊びの感覚で行うことが多く、ごく自然な現象のひとつです。これは、たいてい早期(2歳から3歳頃)におさまることが多いとは言われています。
    また4歳頃になって、幼稚園に通い出すなど環境の変化があると起こることが有ります。これもストレスがかかるなど否定的な面だけではなく、日中の興奮が夜間(睡眠時)に繰り返されるとも考えられます。
    いずれにしても、原因は心理的な要因などで明確ではありません。結果として、歯の咬耗が著しい場合では、かなり歯質が損傷しますので、ナイトガードを作製して夜間に装着して就寝させます。いつかは、歯ぎしりはなくなるのでしょうが、とにかく処置は必要です。

【クレンチング】

  • 食いしばり、昼夜を問わず歯を噛み締める。
  • 発現頻度は高いが、音がすることが少ない為、無自覚に過ごすことが多い。
  • 歯や歯周組織、顎関節にに症状が出てから分かることが多い為、近年問題になっている。
  • 何かに集中している時、ストレスを感じている時に生じ易い。

重い荷物を運ぶ時やスポーツをしている時、人は誰しも歯を食いしばります。また車の運転やパソコンで作業する、まな板の上で包丁を扱っている等何かに集中している時には「食いしばり」が生じます。 問題となるのは、この「食いしばり」が長時間にわたることです。それによって上記の悪影響が歯や周囲の組織、全身に及ぶことが有ります。

※自己観察、セルフコントロール※

唇は閉じたままの時、上下の歯が接触しているか注意してみて下さい。 接触して(噛み締めて)居れば、唇は閉じたままで、顎の力を抜き、上下の歯の間に隙間が開くようにして下さい。

※自己暗示の方法※

「食いしばらない」等の否定文は使わず、「食いしばったら、口を開ける」、「歯を噛みしめたら、顎の力を抜く」等の肯定文を使うと良いと言われています。

自己暗示の方法として食いしばりやすい動作を行うところ、例えば台所の包丁の背、コンピュータの画面の端などで良く目に付くところに簡単なシールなどを貼って食いしばりに気がつくようにすると効果が出やすいです。

「食いしばり」、「噛み締め」は、集中力のある人や頑張っている人に多いとも言えます。文字どおり「歯を食いしばって」頑張っているのですから。 そこで、頑張っている自分を褒めてあげてください。そのうえで、頑張り過ぎないようにしましょう、少し肩の力を抜きましょうと。(この場合顎の力)

とにかく先ずはセルフコントロールからです。

【タッピング】

  • 上下の歯をカチカチと音を立てながら合わせる。
  • 発現頻度は低い。

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《参考》

睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)

睡眠時呼吸障害とは、寝ている時に異常な呼吸があらわれ、体にもさまざまな障害を及ぼす病気をいい、
睡眠時無呼吸症候群もその中の1つとされています。
睡眠時呼吸障害の特徴として、昼間の眠気、いびき、呼吸停止(無呼吸)などがあります。
男性に多く、女性においては閉経後に増加傾向にあることから、女性ホルモンが睡眠時呼吸障害に対し、
これを抑制する役割を担っている可能性があるとの指摘もあります。

睡眠中に断続的に無呼吸を繰返し、その結果、日中傾眠などの種々の症状を呈する疾患の総称。
一晩7時間の睡眠中に30回以上の無呼吸があり、そのいくつかはnon-REM期にも出現するもの。
または、無呼吸状態≧5(回/時間)



【睡眠時無呼吸症候群の治療…歯科的アプローチ】

※歯科的治療※

スリープスプリント(マウスピース)療法

 スリープスプリント(マウスピース)を用いて下あごを前進させた状態で固定し、気道が狭くなるのを防ぎます。

※ 医師による診断のもとに歯科医療機関での保険適用が可能となります。
   歯科を受診する前に、あらかじめ内科、心療内科、耳鼻咽喉科などで検査を受けてください。
   そこで睡眠時無呼吸症候群と診断され、スリープスプリント治療が必要との判断がなされた場合、
   歯科への紹介状があれば保険が適用となります。
  (歯科医院ではSASの診断や検査を行うことができません)

【睡眠時無呼吸症候群の治療…医科的アプローチ】  《参考》

※内科的治療※

生活習慣の改善
基礎疾患の治療
薬物療法
酸素療法
NCPAP(経鼻的持続陽圧呼吸)

※外科的治療※

原因除去療法
 ●扁桃肥大→扁桃摘出術
 ●アデノイド→アデノイドの外科的切除
 ●鼻中隔の変形→鼻中隔の矯正など
口蓋垂軟口蓋咽頭形成術
 口蓋垂(こうがいすい)、口蓋扁桃、軟口蓋の一部を外科手術で切除して気道を広げます。




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Last-modified: 2009-04-03 (金) 19:56:54 (3062d)