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矯正  !

矯正装置の種類(代表的なもの) ※機Щの病気について(9. 歯並びについて)も併せてご参照ください

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【頭部や顔に装着するもの】

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 上あごの骨の成長発育を前方へ導くためのもの
 乳歯列期や混合歯列期(乳歯と永久歯が混在)のいわゆる受け口に使用されます。

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 上あごの骨が過度に前方へ発育することを抑制するためのもの
 上顎前突や叢生等(歯並びについての項を参照してください)に用いられ、
 上の第一大臼歯(6歳臼歯)の後方への移動させるための装置です。
 口腔内装置は左右の第一大臼歯にバンドを装着し、
 口腔外装置は第一大臼歯のバンドに差し込まれた太いワイヤーを首に回したベルトで固定します。
 なお、口腔外の装置のみ自身での着脱が可能で口腔内のバンドは治療中は固定されたままとなります。
 1日10〜12時間以上の装用で、概ね第一大臼歯が生えた6歳〜成人までと幅広い年齢層で使用されています。

チンキャップ
 こちらの装置は上に述べたヘッドギアとは反対の作用をします。
 すなわち上あごではなく下あごの骨が前方に発育しすぎないようにするもので、
 下あごの部分を押さえ込む部分を帽子で支えて使用します。
 自身での着脱が可能ですが1日10時間以上の装用が必要となります。


【歯列の幅を拡大するためのもの】

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 上あごの骨や歯列を横方向に広げるためのもので、主として混合歯列期に用いられます。
 固定式のものと着脱式の2種類があり、いずれも装置の中央にあるネジを調整しながら拡大していきます。

▲ワドヘリックス/クワッドアクション
 こちらも歯列弓(歯列のアーチ)を横方向に広げるための装置です。
 この装置の調整は自身では行えないため来院時に矯正歯科医がチェック、アジャストをします。
 なお、上あごに対して使用するものをクワドヘリックス、下あごに対してのものをクワッドアクションと呼びます。

ペンデュラム
 大臼歯(奥歯)を後方に移動させるための装置で上あごに装着します。
 装置はほとんど裏側にくるため装着していてもあまり目立ちません。
 この装置もクワドヘリックスやクワッドアクションと同様に矯正歯科医でなければ調整はできません。

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 上下の歯列を横方向に拡大するもので着脱が可能です。主として混合歯列期に使用します。
 装置の中央にあるネジを自身で調整しながら拡大を図ります。

【舌の習癖を治すもの】

タングガード
 舌癖除去装置(ぜつへきじょきょそうち)
 会話をする時、唾液や食物を飲み込む時に舌が無意識に前歯の間から突出してくることのないように
 患者に注意や意識をさせるよう促すために用います。
 この装置の前歯の裏側にあたる部分には数か所の突起物が存在し、
 舌で前歯を押したり前歯の間から舌が突出した場合にこの突起物に触れ、舌の位置を絶えず意識するようになります。


【歯やあごの移動に用いられるもの】

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 「歯列矯正」というと、まず思い浮かべるものはこの装置ではないでしょうか。
 これは歯の一本一本にブラケットといわれる装置を貼り付け、ワイヤーを用いて歯の3次元的な移動を行うもので、
 永久歯列に対して用いられます。システムや使用されるブラケットやワイヤーには数多くの種類がありますが、
 大きく分けると歯の表側にブラケットを貼り付けて行うものと、歯の裏側にブラケットを貼り付けて行う舌側矯正があります。
 ブラケットの材質も金属製のものから最近では矯正治療中であっても審美的な要求を満たすべく、
 セラミック製やジルコニア製のものも使用されるようになってきました。
 ワイヤーについても金属製に加え、グラスファイバー製のものなど進化をつづけています。

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 こちらもマルチブラケット同様歯の表面にブラケットを貼り付けて行いますが永久歯列ではなく混合歯列期を対象としています。
 混合歯列中の永久歯にのみブラケットを装着する部分的な装置といえるでしょう。
 主として上顎前突や反対咬合、上下の前歯を整えるためなどに用いられています。

舌側孤線矯正装置
 1〜数本の限られた歯の移動の際に用いられる装置です。
 第一大臼歯にバンドをかけ、そのバンドの裏側(舌側)から延びた金属製の弾線の力で歯を動かします。
 この装置は口腔内に固定されるため自身での調整は不可能なため、必ず矯正歯科医がチェックを行います。

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 1〜2本に限局した前歯の叢生に対して用いられる着脱可能な装置です。
 適応される範囲は広いとは言えず、歯の移動に際しても精密かつ3次元的なものはあまり期待できません。
 また口腔内に装着しなければ矯正力が発揮されないため、
 患者自身が正しく使用しなければ全く効果がないということは言うまでもありません。

イ修梁勝淵ぅ鵐咼競薀ぅ鵝▲リアアライナー、エシックス等透明な矯正装置)
 最近では透明なマウスピース(アライナー)を用いて歯の移動を行うという、
 従来のようなブラケットを装着しない、所謂「みえない歯列矯正」というものが注目されているようです。(※)

(※)具体的には歯型を基に製作された厚さ0.5青度の透明なマウスピースを1日17時間〜20時間程度口腔内に装着することによって歯を移動させるというもので、歯の移動に伴いおおむね2週間ごとに新しいマウスピースに交換し、これを歯の動的治療が終わるまで繰り返していきます。よって治療期間により、歯の移動プロセスごとにアライナーを何回も交換することになります。

 従来のブラケットを用いた方法と比較して魅力的な利点もあり、

 ・職業上の理由などで目立つ矯正装置がNGとなる場合にも適応可能な場合がある
 ・食事中には矯正器具を外して自由に食事をする事ができる
 ・器具を外して清掃できるため口腔内を清潔に保ちやすい
 ・器具が透明なため審美的に優れ、矯正しているということを悟られにくい
 ・アライナーを利用して矯正と同時にホワイトニングを行うことができる
 ・コンピュータ上の3Dシミュレーションを通じ、歯の移動や治療計画を視覚化できる

  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』インビザライン、クリアアライナー より一部改編、引用

 …など数々の可能性を秘めた方法ではありますが、
 やはり現状では適応となる症例は限られたものであると言わざるを得ません。

 まず、上下のあごの関係に大きな不調和がないことが前提となり、かつ比較的歯の移動量の少ないものに限定されるということ、
 そして永久歯列が完成していること、あごの大きさと歯の大きさに著しいギャップがないことが条件となります。
 たとえば小臼歯等の抜歯を要する症例や骨格性のケースには適応困難もしくは不可能であるといえます。
 また、最終的な仕上がりは従来法に分があり、細かいフィニッシュにはブラケットとの併用も多いというのが実情のようです。





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Last-modified: 2009-07-31 (金) 13:09:43 (2828d)