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抜歯(ばっし) !

 
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  • 歯は顎の骨と歯根膜という線維でつながっています。この線維を切断することにより歯は抜けます。歯を抜くことにより歯が原因の感染や歯髄(歯の神経)の炎症を完全に取り除くことが出来ます。つまり治療の最終手段として行います。
  • 歯は抜けば当然ですが元には戻りません。慎重な判断が必要です。
    歯を抜かなければならない理由には、むし歯がひどい、歯周病がひどいなどがありますが、その歯の状態だけでなくお口の中全体の状態や全身状態、年齢等を診て総合的に判断する必要があります。
    抜かなければならない歯を無理やり残しておくと、周りの歯や咬み合わせの相手の歯、顎の骨などに悪影響が出てくる場合もあります。
    歯を抜かなければいけない理由、また抜いた後の治療方針については担当医から十分な説明を受けて下さい。
  • 日常的に行われている抜歯ですが、れっきとした外科手術です。抜歯をするにあたり、服用中のお薬、全身状態、アレルギーや過去の病歴等の把握は重要です。安全に処置を行うためには担当医に出来る限り詳しくお伝えください。
  • 抜歯は引っ張れば抜ける簡単な症例もありますが、埋まった親知らずや癒着を起こした歯、根が曲がった歯の抜歯は難症例になることもあります。まれに抜歯に伴い神経の損傷、上顎洞への穿孔、歯槽骨、顎骨の骨折、止血困難などの合併症を生じることがあります。また全身状態に問題がある場合は緊急時の対応が出来る設備の整った病院等での処置が必要になることもあります。
  • 抜歯は一般的に行われていますが、親知らずなど難症例と予測される場合、全身疾患がある場合などは病院歯科や口腔外科(こうくうげか)を専門に行っている医院を紹介されることもあります。



抜歯後の注意事項

  • 出血は通常5分程度で止まり、30分もすると安定します。
  • あまりうがいをすると血が止まりにくくなります。再び出血するようならば清潔なガーゼを硬く丸めて傷口の上に置いた状態で30分間咬んでください。それでも出血するようなら担当医にご連絡ください。唾に少し血が混じる程度は問題ありません。傷口から流れ出してこなければ大丈夫です。
  • 入浴(シャワー程度は可)、喫煙、飲酒、運動は避けてください。
  • 麻酔(しびれた感じ)は通常2時間程度で消えます。その間唇や舌を咬んだり、やけどをしてもわかりませんので特にお子様にはご注意ください。
  • 食事は出来るだけ反対側で咬んで下さい。傷に硬いものが当たると出血することがあります。
  • 痛みは2〜3日で治まります。親知らず等を抜歯した場合は腫れを伴うこともありますが通常2〜3日目がピークでその後ひいていきます。その後も腫れや痛みが続く場合は担当医にご相談下さい。
  • 傷は2週間程度で完全にふさがりますが、凹みは3ヶ月ぐらいあります。物が挟まり、違和感があるようでしたら消毒が必要です。
  • 気になるかもしれませんが、舌で何度も探ったりしないようにしてください。またお子様は指で触ろうとしますのでご注意下さい。

抜歯=歯を抜く事。

  • 歯科では「エキスト」と略します。カルテ上「EXT」と表記します。
  • 糸を抜く「抜糸」と読みが一緒なので歯科では抜糸を「ばついと」と読みます。
  • ちなみに医科では区別のため抜歯を「ばつは」とも言うようです。
  • 抜歯の際使用する道具でペンチのようなものを「抜歯鉗子(かんし)」、ドライバーのような棒を「へーベル」あるいは「エレベーター」と言います。







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Last-modified: 2009-01-20 (火) 22:05:46 (3019d)