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歯科医療従事者も患者の視点を持って !

がん患者サイドからは、端的にいえば、混合診療は解禁されるべき、いやしてほしい」というのが正直なところです。

がん治療というのは様子を探りながら複数の治療を織り交ぜるのは当たり前で、さらにいえば、日進月歩向上し続ける医療技術に法が追いつかないのが常で、今の制度でいくと、「意味はないけど保険に収まる程度の 治療を気休めにしときますか?それとも目の玉飛び出るぐらいの金額になるけど、効果の期待できる治療しますか?」の二択にならざるを得ません。
(当然治療以外にも金はかかり、遠くに病院があれば往復すればそれだけで数万もかかってしまいます。)
実際には、二択とはいえ選択権はないのです。これが現実なのです。
金はなくとも「少しでも長く生きられるように。」と自費でも受け入れるのが普通でしょう。
しかし、このお金の問題は深刻です。

僕自身は、かつて国の重度難病者指定というのを受けていたので、白状すると指定されてからは成人まで病院では歯科以外ではお金を払ったことがありませんでした。 この指定が認定されたのが6歳ぐらいでしたが、それまでは風邪を引いてもそっちの持病のほうの兼ね合いで自費になり、年間1000万ほど病院にかかり、かなり両親は本気で心中も考えたそうです。
だからかもしれませんが、患者としてこの混合診療の話を考えると、今、反対意見として言われてる問題のほとんどが、医療提供者の利権やモラルの問題で、一般人と話をしてもどちらかというと反対意見に対しては冷ややかな意見をよくききます。

総論賛成、各論に問題あるのはわかりますが、歯科をはじめ混合診療反対の意見が、どう反対なのかが業界人にしかわからない理屈でいわれていると感じます。

この会(みんなの歯科ネットワーク)が公式に賛成反対を表明した記憶はありませんが、流れを見ていると反対、もしくは僕のように今の政府のやり方には問題ありとする各論反対が多いように感じますが、どこに意見を持っていくにせよ、それを享受する患者のメリット・デメリットをわかりやすく提起する必要があると思います。
それもできれば医療全体としてと歯科としてを分けて考える必要はあるかも知れません。

繰り返すかもしれませんが、今の制度上では患者は選択肢があるようで実はないのです。
混合診療で「ちょっと医療費節約になるかも」程度の人はどちらでもたいした違いは感じてない人も多いようですが、切実に望む人にとっては、「解禁されれば見殺しにせずにすむかもしれない」ぐらいの違いがあることは確かなのです。

実は、生死にかかわらないだけで、歯科のほうがこの違いは深刻と思います。
完全にあきらめるか、可能な範囲でよりよい治療を選択できるか、そこを忘れる と、郵政民営化のように、各論を無視してわかりやすい総論だけで突っ切る国の イメージ戦略を覆すほどには、国民の理解を得ないと思います。








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Last-modified: 2007-06-17 (日) 17:53:10 (4140d)