Top / 歯科診療について質問主意書




平成五年十一月八日

質問主意書

http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/syuisyo/128/syuh/s128003.htm
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/syuisyo/128/touh/t128003.htm

質問第三号
国民医療に関する質問主意書

右の質問主意書を国会法第七十四条によって提出する。

  平成五年十一月八日

紀 平 悌 子   

      参議院議長 原  文 兵 衛 殿


九 歯科診療について

(1) 歯科も医科における眼科・耳鼻科のごとく人体の一部を専門に診療しつつ、常に患者の全身に配慮しているが、診察料は医科に比べて不当に安いと思われる。歯科の初診料・再診料を医科並みに引き上げるべきではないか。

(2) 現在の義歯の作成料では到底良質な義歯は作れないが、これを大幅に引き上げ、老人の歯科医療の水準を向上させるべきと考えるがどうか。

(3) 現在の歯科処置では、タービンに微量の血液が吸引され、これが次の患者に噴射されて肝炎やエイズ感染をひきおこす可能性がある。この防止には器具類の完全消毒が必要だか、そのコストは患者一名当たり約三〇〇円といわれている。歯科医療における安全確保のため、器具消毒料を新設する必要はないか。


九の(1)について

 歯科に係る初診時基本診療料及び再診時基本診療料については、中医協の議論を踏まえ、これまで適切に対処してきたところである。

 なお、医科と歯科とでは、診療の対象となる傷病の性質が異なるため、それぞれの診療行為全体の中での初診行為等の基礎的医療行為の行われ方が異なること等から、初診時基本診療料及び再診時基本診療料の点数が異なっているものである。

九の(2)について

 歯科診療報酬については、従来から技術料重視の考え方に立ち、診療報酬改定の都度、良質な義歯が作成できるよう適切な評価を行い、技術料の引上げが行われてきているところであり、今後とも中医協の議論を踏まえつつ適切に対処してまいりたい。

九の(3)及び十について

 院内感染に対する予防対策に必要な費用を含め、医療機関の運営に要する費用については、診療報酬上適切に対処しているところである。

 なお、後天性免疫不全症候群(エイズ)の病原体又はメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に感染した者の治療等を行う際に要する特別な院内感染予防に関する費用については、平成五年九月にまとめられた「中央社会保険医療協議会診療報酬基本問題小委員会報告」において診療報酬上の対応について検討する必要があるとされているところであり、今後、中医協の議論を踏まえつつ適切に対処してまいりたい。




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Last-modified: 2007-12-05 (水) 08:31:46 (3663d)