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電子点数表とは

2007/11/30日本歯科医師会会員用ホームページに「レセプトオンライン請求の対応に関するマスタープラン」がUPされました。
日本歯科医師会会員の方は是非目を通されると良いと思います。
http://www.jda.or.jp/member/text/rec_masterplan.pdf

その中に、「6)電子点数表への対応について」という項目があります。
この「電子点数表」とはどのようなものでしょうか?

大熊由紀子(国際医療福祉大学大学院教授、千葉県参与、筑波技術大学理事)先生が医療のIT化について分かりやすくまとめられたものがあります。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/iryou/dai7/siryou4.pdf

その中に「電子点数表」についての記述があります。
一部を抜粋しますが、全文目を通されることをお勧めします。

それ以上に深刻なのは、ロジック構造が明確でないことです。 医療関係者はこれまで、技術料への評価の低さをはじめとす る医療保険制度のひずみを嘆いてきました。また、患者側から 中医協の委員になった勝村久司さんは、右のグラフのような不 自然な日本の出生カーブは、もとをたどれば、診療報酬ロジッ クのゆがみから生まれることを指摘しています。 国民にわかりやすい、つまり、ロジックの通った電子点数表 の策定はきわめて重要であり、早期に整備を完遂させるべきで す


厚労省は診療報酬体系の簡素化・電子化において電子点数表の整備が重要なポイントであるとしています。

医療技術を適切に評価する点やレセプトコンピュータに関わる関係者の意見にも留意しながら。算定にかかる規定の明確化など、診療報酬や算定ロジックの簡素化や明確化を行う。
また、2006年度に作製したレセプトのコンピュータ処理及びレセプトデータの有効活用に適した電子的な診療報酬点数表の暫定版について見直しを進め、2008年度当初の診療報酬改定に係わる公示と同時期に公表するなど、診療報酬改定に係わる負荷を軽減する。 さらに、審査支払機関において審査委員が医学的判断に集中できるようにするため、コンピューターによる支援(自動点検等)の拡充を進める。
併せて都度請求など技術的・事務的な手法による診療報酬請求業務の効率化の可能性についてできるだけ早期に結論を得る。

要するに、医療者側からすれば、算定ルールが統一化される、レセコン開発者からすれば毎回の改定時のドタバタから開放される、審査側ではレセプトチェックの負担が軽減されるなどのメリットが挙げられると言うことですが、デメリットもあるわけです。 医療者側からすれば、過度のレセプト点検機能の強化がなされるのではないか?医療者の裁量権がさらに狭められるのではないか?などの考えが直ぐに頭に浮かぶでしょう。3者3様に、色々な思惑が入り乱れての鬩ぎ合いが予想されます。

さらに、規制改革会議は平成20年度電子点数表の完成と平成23年度(2010年3月)までにロジックを整備することを要望に揚げています。 それに対し厚労省は慎重な態度であり、「医療・健康・福祉分野の情報化グランドデザイン」では電子点数表についてアクションプランに示されていないため、喫緊の課題とは言い難い。
しかし、今まで述べて来たことから分かるとおり、レセコンの標準化、事務点検プログラムソフトとの関わり、診療報酬改定のあり方にも影響する、大変重要な問題であるため、事前に十分な準備、対応を考えておかなければならない所である。

水面下に潜ったとは言え、次期改定において、点数の包括化、点数の算定要件などで、電子化へ向けての種を仕込んで来ることが考えられるからである。




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Last-modified: 2008-03-17 (月) 13:37:58 (3356d)